今週の戯言 05/20
Caution:本日の戯言はそっち系のネタが分かる方は飲食(特に液体)禁止です。
万一auto ejectが機能しても当局は一切関知しないのでそのつもりで。
先週予告の様にモーターが届きました。
物はTurnigy Aerodrive SK3 4250-410でおよそ2400円。
値段差ほとんど無いのにレインボーのモーターより高価なパッケージ、ただし説明書は付属していない。
今まで使っていたハイペリのZ4025より番数は大きいけどサイズは外径が二回りほど小さい。
外径は約50mmから42mm、全長はシャフト固定のホーロセットが有る突起まで含めるとほぼ同寸法。
重量はカタログスペックで-100g、こんな小さいので最大1310Wのカタログスペックは本当かと疑いたくなる。
実際に搭載して一応重量を計測すると、補強の重量増加も有るがZ4025はアルミスペーサーで5mmオフセットしていたのと4mm*15mmのビス(今回は3mm*10mm)を使っていた事もあり112gの減。
なんと全備重量2977gと3kgを切りました。
モーターシャフトが5mmで標準的な長さの為、著しく後方にオフセットされたMiss Windのマウントに取り付けるとコレット選択が限定されます。
付属品の6mm(プロペラ取り付け部が)のロングコレットで加え込み量が5mm程度でスッポ抜け無いギリギリ位。
ただし今までの経験から6mmのアダプターは高確率でねじ切ってしまったので細心の注意で締め付けていました。
取り付けは夜間だったので動作試験はペラ無し3セルで回転方向確認程度、セッティングは勘ピューターでJXF15*10Eを選択。
土曜日は晴れたので出撃。
機体は飛ばなかった時にそのまま帰るのも勿体無いのでSeraDSとSebachを持って行きました。
まずはMiss Wind S 50Eを準備。
とりあえず最初くらいは計測と言うことで機材つないで振動が出るか確認しながら計測です。
結果は 22.14V 60.56A 1341W 7920rpm と言うまさにドンピシャ!
まずは様子を見ながら軽くフライトでスポーツマンをさっくりとテスト。
公称1300Wは一抹の疑いを抱きながらスロットルは控えめ。
パワー不足はもちろん無い、スピードもそこそこ、でもフィーリングは85点位。
もう少し積極的にパワーを入れていけば90点以上いきそうだけど、ちょっと気になる所がある。(具体的にどこがシックリ来ないのかはこの時点では不明。)
着陸後のモーター温度は外缶50度、コイル60度と言うところ。
スポーツマンと軽く周回と軽スタント、着陸までのスロットルON時間は3分30秒位で2000mAhの追い充電がかかりました。
この使用状態なら効率は悪くない。
周りからのリクエストでAPC15*10Eを使用するもフルスロットルで振動が発生して断念、またJXFの木ペラで飛ばす。
その後強いリクエストで不本意ではあるがモーター脱着して厚いワッシャーへの交換や取り付け部の確認と増し締め。
最近面倒だからあんまり細かい事はしたくなくて、現地でチョコチョコ手を入れるとかあんまりやりたくないです。 (年のせいかも 笑)
飛ばないのなら無理しないで飛ぶ機材で様子見ながら飛ばせば良いんじゃないって感じです。
『ダイナミックバランスも見る。』と言われて「え゛~面倒くさい~~~。」と言いながら渋々テスト。
結果は調整するほどの振動は無し。
これでもAPC15*10Eの振動は収まらず、上限80%制限でフライト。
まぁ、演技できない事は無いけど、今一かなぁ~、これならJXFの木ペラでフルスロットル使えた方が良さそう。
この後もあれこれ飛ばして気が付いた事。
・理論的には分かっていたけど改めて機体抵抗が大きいのを実感。
とにかく飛びが重い感じがする。
実重量が重い訳では無いので上昇力とかの非力さは無いけど、機体が走らない感じ。
飛ばし難さは無く安定方向な感じで悪い印象は無いんだけど、ちょっと引っかかる所がある感じと言うかスッキリしない感じ。
・冷却効率最悪。
これに付いてはセブのこのクラスの機体の中では特殊な構造だけど、落第点。
根本的な対策の必要を感じますが、構造からカウリング周辺部の脱着が不可能なのでかなり困難。
・モーターマウントの強度不足。
自分が使いたいセッティングで使うには絶対的にマウントが強度不足でこれも落第点。
『自分の時はそれほど苦労しなかったけど・・・・・?』とは以前に青白同型機を飛ばしていたクラブの人の弁。
しばしマウント部を覗きこんで『あれ?何か構造変更されてる気がする。』との発言。
『こんなに肉抜きされてなかった様に思うけど・・・・・』
なんか妙に機体が軽く仕上がるのでおかしいとはとその方から指摘されていたのですが、仕様変更で改悪されている可能性が有る。
もちろん確証はないので間違いかもしれないけど・・・・・
でも自分が使う為にはマウント強度は完璧に不足で本格的な改修をしないと使い物にならないと言うのが実感。
機体自体の性能は絶対に悪くないと感じるだけに残念。
あれだけ周辺部の補強をしたにもかかわらず振動が収まらないのは想定外、おそらく根本原因は他の部分なのではと思い始めています。
残りの可能性は、モータのネジを強めに締めるとあっさりとめり込むマウントその物が強度不足なのではと思い始めています。
2mmアルミ板でそっくり作って表面に接着すると良いかもしれません。
さてその後、色々とデータを取りたかったので過負荷を承知でAPC16*10Eでフライト。
回転数を強制的に落としてフルスロットルでの振動を抑える目的もあります。
どうせ80A近くかかっていて長時間フルスロットルではモーターが焼損する事は分かっていたのでデータ計測はしませんでした。
と言うことで上限80%に抑えてフライト。
とりあえずマッタリとスポーツマン。
これがまた驚くほどバッチリ良い。
この時に15*10での違和感の原因がハッキリと分かりました。
パワーは有るけど機体抗力があまりに大きいので15*10ではペラが滑っている感じでダメだったのです。
逆に16*10では最高回転数は落ちるので理論的なトップスピードは下がるはずですが、機体をしっかりと引っ張ってくれるので良い感じ。
まぁ、メーカー指定も16インチ~17インチを示していますから当然の事ですが、この機体は16*10がベストな感じです。
このペラを回しきれるモータを再考する必要がありそうです。
さて、周りからも『これは良いねぇ~』と言われながら、最後のコブラロールも終了。
一応、今後のP13での使用も考えてハーフクローバー位は試してみようと、ハーフリバースキューバンエイトのターンアラウンドで軽くクールダウンしてから挑戦。
センター位置でのアップ舵で垂直上昇。
クローバーリーフのループ高度を稼ぐ為にスクエアループより少し高度を取ります。
もうちょっとパワーをと思いフッとフルスロットルが入った途端にプスッとエンスト。
予想はしていたけど・・・「あ~ぁ、やっちゃった。」
この機速でダウン打って水平に入れるのは減速率から言って無理ととっさに判断、高度は有るのでテールスライドでの復帰を選択。
長く感じられましたがモーター停止から機速が0になるまで1~2秒、バックを始めた途端に機首からボフッと白煙が上がる。
「ブハッ、白煙が上がるの初めて見た。 wwwww」
この様な時って正しく今流行の思考加速状態に入るよね。
まぁ、1000倍とは言わないけど、10倍には加速しているから1秒を10秒程度で体感してますね。
しかも最初の1~2秒は思考加速に追従して体もそれなりに動くから正しくレベル9のフィジカルフルバースト発動。
『いいか、Dragon君。君は速い、誰よりも。 いつか君は加速世界最速のリンカーとしてあまねくその名を知られるようになるだろう。』って先輩の声が聞こえちゃいましたよ。 (爆笑)
まぁ機体の方の白煙の原因は100%モーターと言う事は分かっていたし、ESCはヒートプロテクションやショート時にはカレントプロテクションが有るので出火及びノーコンはほぼ無いと判断していたので比較的冷静に対処してました。
万一場内に落ちても草はほとんど刈り込んであるので火事にはなりませんしね。
場外南側は一部田植えが始まっていたので墜落は厳禁でしたが、進入コースの北側は耕してある程度なので落ちても回収で最悪ヒザ下まで泥に埋まる程度。
最低限考慮すべき農作物への被害は発生しないので安心でした。
こんな時は余裕が無いので何時もオーバーラン傾向なので少し粘って周回させて降下させていましたが、周りからは抗力が大きいので早く進入コースへ乗せろの声。
予定より少し早めに進入コース、しかし、ちょっとショートかも・・・・ (^^;
こんな時は指がアップ舵でロックかかるのが通常ですが、あえて一瞬クイッとダウンを打って機速を付けて少しアップで引っ張る。
なんとかある程度の機速を保ったまま場内に届きフレアー気味にソフトランディング。
『いやぁ~、少し前重だったから助かったね。』との指摘。
自分はパターン機は気持ち前重心の方が好きなのである程度滑空出来る様な位置にしているのが助かった。
まぁ、前重心と言ってもアクロ機より前気味と言う意味で、トレーナー機並に前重心にしている訳ではないですけどね。
さて、本日は結構飛ばせたので不完全燃焼は解消されました。
しかし、モーター選定はしなくてはいけなくて、やはり最初に選択した欠品モーターの入荷待ちをするしか無さそうです。
もう一つ候補は有るのですが、こいつが表示よりもKVがかなり低いというレビューが書き込まれているので躊躇しています。
表示スペックが正しければ、こいつでも使えそうなのですが。
あとは機首を改造してマウント強度をアップと冷却確保は必須ですね。
予想外の難物で困ったものだ。 (^^;
せめてもう少し重くて良いからガチガチのモーターマウントにしてもらいたかったですね。
それだけで選択できるモーターの幅が広がって、これほど苦労はしなかったのに。
そうそう、Turnigy Aerodrive SK3 4250-410はぶっ壊しましたけど、適正値で使う分には悪くないですよ。
自分は4500mAhの25Cなのでそれ以上のハイレートで使うとJXF15*10Eでは過負荷になるので注意が必要です。
同程度のデータが出ているのなら、あとは十分な冷却が確保出来てフラッシュRSとかの抗力が少ない機体を軽く作れば十分な飛びが出来ると思いますよ。
(要、確実なスロットルコントロール。常時開けっぱの人が扱うのは無理。)
正直、一万円超えるモーターなんか必要無いです。
そう言えば、ESCがログれるのを思い出し確認してみました。
回転数は近似値が出るポール数を予想で入力したので参考値と考えてください。
最後にモーターを焼いたAPC16*10Eを使用時のデータです。
スポーツマン中の瞬間最大負荷
86.20A 1839W 6900rpm
スポーツマン中の常用最大負荷
80.00A 1720W 6700rpm
停止直前
87.20A 1792W 6750rpm
気になるのは、温度(モーター温度は予想での計測出来ないと思うのでESCの温度かと)がこのフライトの時だけ急激に跳ね上がりスタート40度近くから右肩上がりに最大73度辺りで推移している事。
他の場所はすべて50度位が上限で推移。
モーターを外してローターを回すとベアリングが焼き付いた様なねっとりとした感触で、コギングよりも強いねっとり感。
ローターを前後から少し差し込んで指で弾く様に回してみるとグルグルと抵抗なく回るのでベアリングの焼き付きは無し。
磁石が消磁したか転極したかと調べましたがテスト用のネオジが交互にひっくり返って張り付くので問題なし。
コイルは綺麗なままで断線は見当たらない。
どうも外部から見えない所でコイルが隣接した横のコイルとショートしているみたいです。
ねっとり感は3本有る端子を手でショートさせてローターを回した感じにそっくりなので、電磁誘導によるブレーキがかかっているみたいです。
で、結論ですが・・・・
コイルが黒く焼き切れてはいないので、冷却不足により隣同士のコイルが重なった部分で急激に温度上昇が起こり短絡発生により停止した。
動かしてみると脱調気味でカクカクしか回りません。
これ、十分な冷却が確保出来ればこのモーターで行けるんじゃないかと思われました。
Turnigyモーター恐るべしです。
実は欠品するからあまりTurnigyモーターの実力を公表するんじゃないと厳しく言われているのですけどね。 (^^;;;
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