パソコン(DELL XPS420)電源不調修理
3週間前位からメインのパソコンが不調になりました。
現象は電源が入りにくい。
全く入らない訳では無くて、10秒以上押し続けていると入るとか、20回位プチプチと押していると突然入るとか現象が一定していません。
全く入らない訳では無いのですぐに修理しなくてはならないとは思い難いのですが、突然立ち上がらなくなる可能性も0では無いので悩んでいました。
取り合えず原因だけでも特定しようとネットで情報収集したり、テスターで電源端子を当たったりしたのですが、原因を特定できませんでした。
可能性としては基板上のマイクロスイッチ、マザーボード、電源辺りです。
マザーボードが原因の場合はメーカー品と言う事も有り、独自規格部分も多いので一台買換えを考えなくてはなりません。
そこで、とりあえず電源を買って交換してみる事にしました。
ダメならその電源にマザーボードやCPU、ケースなどを追加購入し故障PCのHDD等の部品を流用して自作PCを組む事を考えました。
とりあえず電源の選定を行いました。
容量的には400Wも有れば十分なハズですが、自作PCへの発展を考え強力なグラフィックボードを使う事を考慮して650Wの電源を選定しました。
PCの内部を確認すると、電源の配線がCPUクーラーのダクト裏などを通っているので色々と外さないと交換出来ない事が分かりました。
取り付けてから改善しないと外すのも二度手間になるので、電源を本体に組み込まず必要最小限の接続で試す事にしました。
マザーボードの24ピンコネクタとCPUに給電する4ピンコネクタにグラフィックボードの補助電源6ピンコネクタのみ接続し、HDD等のコネクタは外してBIOSレベルでのテストを行いました。
これなら電源をプチッと切っても問題ないので繰り返しテストするのも楽になります。
待機電力状態で、スイッチが押された事を通知する端子電圧が交換前は4.5V前後でしたが交換後は5.1V程度まで上がっている事が確認できました。
スイッチに対しての反応は7割程度は一発で立ち上がる様になりました。
しかし残り3割はまだ不安定、確実に以前よりは立ち上がり易くなりましたがまだ不安定です。
一応改善の可能性が見えたので、電源を取り付ける事にしました。
電源を取り付ける為にはマザーボード周辺パーツをすべて取り外す必要がありました。
ついでなので外さないと掃除する事が出来ないパーツ類もすべて外して清掃する事にしました。
どうせ外すのならと今一度スイッチ周りまで分解してマイクロスイッチもテスターで動作確認。
反応が鈍いのでどうもこの部分にも原因がありそうです。
マイクロスイッチなので分解不可と思っていましが、良く見るとばらす事が出来そうです。
カッターの刃を使ってカバーのステンレスを少し起こしてあげると簡単に外れました。
中に入っているバネ代わりのシリコンを抜くと接点が有りました。
しかしこれ以上の分解は壊しそうなのでやめて車用のパーツクリーナー(ブレーキディスククリーナー)を大量にぶっかけてやりました。
シリコンを元に戻そうとしていると、幸運にも中の接点の部品がポロリと出てしまいました。
接点が直接目視出来る状態になったので、パーツクリーナーと綿棒を使って接点を直接掃除しました。
外れた方の接点はバネ状になっているので曲げてしまわない様に手加減して掃除しました。
清掃後に組み上げてテスターで調べてみるとかなり反応が良くなりました。
さて、組上げに入ります。
まずは電源の取付。
サイズ的には幅は同じ、高さは少し薄く、長さは長い。
ケース背面(マザーボート取付面)には電源が前へずれない為の板バネ状のフックが有りますが電源の長さが有るのでこれは押さえつけて固定してしまう感じ。
100Vのコードが刺さる裏面への固定はファンを下面にした状態でねじ穴4個とも無加工でフィット。
裏面の電源スペースの開きは下側が少し開く感じだけどまぁ違和感無でしょう。
これから配線をしながら組み直します。
まずはマザーボード主電源の24ピン、コードはダルンダルンですが取り付けは全く問題無し。
CPU給電用4ピンは電源側は2セット有るがマザー上は1つなので片方のみセット。
HDD用S-ATAはオリジナル配線同様に背面を走らせると少しツンツン。
しかし終端コネクタが横配線ではなく直線配線となっている為にそこを使うと飛び出すのでカバーが閉められなくなる。
結果、オリジナルと同じ取り回しはやめてショートカットし横配線コネクタを使う事で回避。
グラフィックボード補助電源の6ピン2セットもCPUクーラーのダクトの爪に引っ掛けて奇麗に配線。
DVDドライブなど上面の配線はやはりダルンダルンなので、他に沢山有る電源ラインと合わせて一気に束ねて3.5インチベイの空きに押し込みました。
比較的まともに配線出来たと思っています。
最後にカバーを閉めて各種外部機器と接続し電源投入。
軽く触るだけでピッと反応してすぐに立ち上がる様になりました。
完全復活、なんの不安もありません。
なぜかログイン画面の表示が出るまでとシャットダウン速度が今までの半分位になっている気がするのですが・・・・・・。
(まぁ、半分は言いすぎか。 体感2/3位ね。)
もしかして、後付け大飯食らいのグラフィックボードが電力使い過ぎで微妙に電圧降下起こしていたかも。 (笑)
これでめでたしめでたしと言いたい所なのですが。
正直、直る確証が無かったので自作PCを想定してケース、マザー、メモリ、CPU、他諸々の付属品の選定を完了していたのでした。
7~9万円の緊急出費が無くなったのは嬉しいですが、「自作PC作るぞ~!」っと高まったこのテンションをどうしてくれる?
電源の余力も十分有ることだし、ウン万円クラスの高級グラフィックボードでも買っちゃおうかな。 (笑)
とは言えあまり強力なのでもCPUが足かせだから、最高でもGF GTX660Tiの低めのオーバークロック仕様位までですね。
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