メインPC(DELL XPS420) OSアップデート その2
現在使用中のメインPC(DELL XPS420)のOSはVistaです。
次期PCは1年程度先を目安に考えている為、別にOSを入れ替える気は全く有りませんでした。
しかしながら半年くらい前からかYouTubeなどでIEのバージョンがサポート外とかしつこく表示されるようになりました。
マイクロソフトにアクセスして最新版にしようにもVistaは現バージョンまでしか配布して無いとか。 (--#どーしろと?
結局マイクロソフトが旧OS排除策の為に色々な所に指導しているんじゃないですかね。
最近ではYouTubeでアップロードすると一瞬動き始めたと思った途端にエラーが発生する様になりました。
どう見てもIEのバージョン読み込んで意図的にブロックしている様に見えます。
他の場所でも徐々に表示されない場所も増えて来ました。
もともとVistaは駄作で重いと言う話も有り、Windows10がWindows7以降から無償アップグレード期間中に変えようかなと思い始めました。
現在はWindows7が出た時のキャンペーン価格を聞いていると本当に失敗したなと言う価格でしか販売されていませんでした。
色々な所を徘徊すると、なんとダウンロード版を当時の価格(3000円前後)で販売しているショップが結構有りました。
しかしながらレビューを見ると結構キナ臭い・・・・・・・
ダウンロード版の売れ残りなのかと自分なりに調べてみるとマイクロソフトとしてはWindows7のダウンロード版は何年も前に販売終了。
ショップは独自のサーバーから独自のインストールイメージをダウンロードさせている様でますますヤバイ感じ。
恐らくプロダクトキージェネレータなる物で不正コードを作っているとか企業アカウント大量購入分の横流し品とかでしょう。
まぁぶっちゃけ捕まる事はまずないだろうけど、到着後直ぐにアクティベーションの確認を行わないとしらを切られて損をする可能性も有りそうです。
確認事項も多く準備も有りますので物が来たら直ぐインストール出来るとも限りません。
色々と考えて確実な物を購入しようと選定を始めました。
しかしながら当初予定はWindows10無償アップグレードですがベースのWindows7辺りと価格を比べるとむしろWindows10の方がお買い得の感じ。
中には壱諭吉程度のWindows7 Proも有りましたが海賊版との噂もチラホラ・・・・壱諭吉出して海賊版掴まされてはたまりません。
より確実な物(本物)との事で1.5諭吉程度でWindows10 HOMEを買いました。
Proも気にはなりましたが、追加機能で魅力的な物はリモートデスクトップ位ですしね。
ちなみに32Bitと64Bitはインストール時に好きな方を選べるみたいです。
インストールメディアはUSBメモリですが、中にはProも入っているみたいでインストール時に選択肢が出ました。USBメモリが小さくてびっくり!(ミニプラグは比較用)
さて、どうせなら綺麗にしたいのでクリーンインストールが良いしそれなら64Bitで動かしたい。
一番の問題がバンドルソフトの引き継ぎとメールの処理。
PC購入時にオプションで購入したMS OFFICE2007はプロダクトIDがCDパッケージに有ったので問題無。
問題はアドビのPhotoshop Elements 6, Premiere Elements 4,Soundbooth CS3のプロダクトIDが見つからない。
Webには付属の紙ペラに有るとの情報も有ったが実際には違った。
購入時に起動してアドビへユーザー登録が完了すると後でユーザーページにログインする事でIDを確認出来る仕様になっていた。
Photoshop Elements 6は良かったのだが、 Premiere Elements 4最初からまともに動かずエラー落ちが頻発して登録して無かった。
Soundbooth CS3に関しては全く興味が無かったので立上すらしてなかった。(笑)
プロダクトIDは確か24桁、20桁まではヘルプメニューからは確認出来るが最後の4桁は確認できない。
インストールには24桁必要で、ファクトリーリセットしても既にアドビでユーザー登録期間が終了しており何もできない。
そのままVistaで使い続ける事は出来そうだが・・・・・
結局Photoshop Elements 6のみサルベージしてPremiere Elements 4,Soundbooth CS3は諦めた。
次の問題はメーラー。
今まで使っていたのはジャストシステムShuriken Pro、定期的に発生するフォルダ整理メッセージとかHTMLメールへの対応などが鬱陶しくなってきた。
せっかくOfficeが有るのでOutlook2007に乗り換える事にした。
そこで問題になるのが膨大なメール、OutlookからShurikenの移行ツールは有るのだが逆は無い。
インポート/エクスポートを使わなくても両方とも起動してShurikenのフォルダからOutlookへドラックするとコピーは出来る。
ファイル的にはemlファイルになるのですが、Outlook2007ではemlファイルの受信日は考慮せずインポートの日付になってしまいます。
しかも送信者名もおかしく、フォルダの中でもemlファイルのままで管理されていて色々と不都合が多い。
特にタイムスタンプが考慮されないのは致命的。
一部にはOutlook側でメールをダブルクリックで開くと直るとの話も有ったがダメだった。(どうやらOutlook2010なら出来るらしい。)
大体に何千通も有るのにそれは無理。
ほぼ絶望的と諦めていると可能性のある情報を引っ掛けました。
なんでもemlファイルはWindows Live Mailを経由してOutlookで取り込むとタイムスタンプなども考慮されるとの事。
Windows Live MailはWindows Essentialsと言うツール郡に含まれるメーラー、ダウンロードしインストール時に単品指定してインストールが可能。
しかし、Vista用は既に配布終了。 orz
結局VistaではShurikenでemlファイルを全フォルダ構造を作って吐き出し、Windows10インスール後にWindows Live Mailをインストールして移行作業を行う事になりました。
Windows Live Mailでは曲がりなりにも受信フォルダが必要なのでダミーアカウントと嘘POPサーバーを登録して適当にインポートエリアを作りました。
この状態でShurikenで吐き出したemlファイルを階層構造を再現しながらインポート。
まぁインポートと言ってもエクスプローラからドラックで読み込めます。
この時にタイムスタンプなどが正常か確認しておきます。
全て読み込みが完了したら、Outlookの準備をします。
適当に読み込み用のデータファイルを作っておきます、アカウントは登録してもしなくても・・・・・
これからがキーになりますが、Windows Live Mailからエクスポートする時は対象のOutlookを起動しておきます。
この状態でWindows Live Mailからエクスポートをかけますが、Windows Live Mailの移行対象フォルダ選択画面まで進まない時はOutlookの起動が確認できていません。
非対応のバージョンかもしれません。
フォルダ選択して移行に入ってしまえばあとは終わるまで待てばOutlookにタイムスタンプや送信者名も正しい名前で入っています。
あとはOutlook側でメールとフォルダを整理してWindows Live Mailをアンインストール、ワークファイル類の削除で綺麗に移行できます。
とは言えこの方法も100%完璧とは言えず、一部のヘッダー情報は欠落したりするそうです。
たとえば対象のメールに返信しようとすると相手のメールアドレスを持ってこれなかったり、既読状態なのにメールのアイコンだけ未読になっていたりなど。
(未読アイコンは実害無、アドレス欠落は名前は表示されるし元メール付きで返信していれば本文中にアドレスが残るのでこちらも実害は少ないです。)
しかし直接emlファイルをインポート時と違いタイムスタンプや送信者名も正しいですし古いメールを閲覧目的で保存しておくには全く問題有りません。
最後になりましたがWindows10 HOME 64BitをDELL XPS420にインストールした場合の状況。
特に問題無いですね、XPS420特有の本体上のカラーLCDが使い物にならない位で・・・・・元からリソースメーターとか天気予報を突っ込んだ程度で使ってませんでしたが。
使い物にならないと言いましたがWindows10入れる直前にファクトリーリセットしたので立上時のXPS表示とソリティアは動いています、別に真っ黒で何も表示しない訳では有りません・・・・まぁ使いませんが。(苦笑)
Vistaは駄作で重いのからWindows7以降の方が早いとか言われていますが、立上はそんなに変わらないかなぁ~。
クリーンインストールだからレジストリが軽くなった分程度は立ち上げが早くなってますけどね~立ち上げ時間半分位かな? おいっ!笑
シャットダウンは滅茶苦茶早い、一瞬で画面がブラックアウトする・・・・・でもPC本体はカシャカシャ言っているからあわてて電源落とすとやっちゃうよ。(笑)
そうそう内部処理が確実に早くなっていると感じたのはYouTube動画をフルHDで見た時に今まで画面飛びした様なデーターが結構まともに再生されました。
それらFULL HDの動画なんかVistaで見ていた時より繊細に表示されるのでびっくりしました。
ただしガチガチに細切れにして編集された動画は画像が崩れる場合が有ります。
このあたりはVistaより劣化してますね。
64Bit化の弊害はほとんど有りませんね。
うちのプリンタは家族用PCにUSB接続されていまして、つなぎかえるのが面倒なので共有化して印刷させていましたがそれが右クリックの接続でドライバーが見つけられずに繋げ無くなりました。
家族用はXP HOME 32BitなのでたしかBit数が違うと共有化の印刷不可って何処かで読んだような・・・・・ローカル接続でドライバー読み込ませた後に手動でポート設定すれば行けるそうです。
それでも駄目な時はオフラインで使用するをチェックすれば誤魔化せるとかなんとか。
ネットゲーはまだインストールして無いから分かりません。
ラジコン関連のツールも当分使わないのでインストールファイルは確保してフォルダに凍結保存して有りますが動作確認してません。
MS IntelliType Pro(ワイヤレス ナチュラルキーボード)も標準でほぼ動きますが左上のショートカットキーを生かしたり各種設定はするなら別途64bitドライバをインストールすればすべて動きます。
弊害が出たのがUSB接続のサブモニター、ログイン時に接続されません。
ログイン時にさし直しすればつながりますが面倒です。
OSインストール時に追加ドライバーインストールのためにIEが立ち上がりインストールを行いました。
しかしいまいち相性が良くないみたいで手動で最新ドライバーを入れたり調査をしています。
一度つながってしまえば再起動では大丈夫だと思います。
Windows10 は細かい点では設定がわかりにくかったりスタートアップフォルダも隠されていたり、余計なメニューが表示されて鬱陶しいとか使いにくいとか山盛りですが動きはおおむね快適です。
新しいIEのEdgeは余計なメニューが鬱陶しいのでIE11の方を主で使っています。
まったく余計なお世話はやめてもらい、まぁIE11もそうですが枠が無くなったのは良いですね。
取りあえず動作に弊害無くバンドルソフトも最低限必要な物はサルベージ出来て動いているので多少軽くなってメモリも有効に使えるようになりブートHDDもガラ空きになったので良しとしましょう。
正直、1年でリプレース予定が2~3年は延命になった様な気がします。(笑)
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