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2019年6月 2日 (日)

驚愕!! 実はロータス・エリーゼを購入していた話

ネタ話ではあるので顛末は最後にしますが、まずはエリーゼと言う車に付いて説明します。

車好きに名前は知られていて中古車として結構玉数が有り価格も国産スポーツカー程度の価格帯が有るので安易に買いたい(買えば)的な話を聞きますが地雷的な部分も有るので十分な理解が必要な車です。

フェーズ1と呼ばれる初代は以降とスタイルも異なり未成熟で玄人向けですので素人は手を出さない事をお勧めします。
一般的にはフェーズ2と言われる2代目でヘッドライトの内側に別体のポジションランプ(いやウインカーだったかも 笑)が見方によれば鼻の穴見たいなのが付いたタイプが価格もこなれているし素人向け。
ただしエンジンは後期型以外はローバー(ミニクーパーのメーカー、倒産したけど)の物なので、軽いけど信頼性は疑問。
後期はトヨタ製なのでエンジンは安心だが電装がロータスなのでお察し。(^^;
記載時点での現行型が3代目にあたるフェーズ3となります。
ヘッドライトがポジションランプ内臓の7代目コルベット風になっている以外は形状はフェーズ2と似ています。
全てがトヨタ製エンジンになっているのと熟成してトラブルも少なくなっているとの事。

エリーゼで一番問題になるのは、ぶつけた時の修理代。
バスタブと言われるアルミシャシーにオールFRP製のボディーを被せたもので、前はバンパー風のプレスラインは入っているもののダミーでフロントウインド前から両側フェンダーを含めバンパーまで一体式。
リアはドアの後ろからエンジンフード以外一体式。
FRP製なのでぶつけると割れます、割れると丸毎交換。
部品価格、塗装代、ライト類のパーツ、脱着作業費含めて前潰して200万円から、後ろ潰して300万円からという代物です。
この為に破産したくなければ500~600万円の車両保険は必須となりますが、料率9と最高ランクでネット系任意保険では車両保険加入お断りと言う状況。
前述の金額で車両保険に入れて対物対人無制限としランク20で年齢制限かけて年間17万円からという状況、これは最低ランクなので年齢が若いと20万円以上とか普通にかかります。
これが一番の地雷、古い中古車だと保険も金額がかけられず壊したら廃車するしかなくなります。
自分の場合は会社の団体保険割引を利かせて600万円の車両保険で年間13万円位と見積もりをもらいました。
これならば月一万円程度なので何とかなると試算しました。

排気量も2L以下だし軽いから燃費も悪くないし維持費なんて日本車と変らないという人が居ますが大嘘です。(笑)

極め付けが車検費用。
正規ディーラーだと基本が込みこみで16万円、油脂類が+8万で合計24万円とか。(ビックリ)
高いので色々と探し回った結果、藤枝に有るイギリス車専門店で20万円といわれました。
一番安かったのが三島のロータス取扱い店で油脂類込みで16万円との事、これ位ならなんとか。
良く調べるねと思っているかもだけど、ガチで買うつもりだったからだよ。

そのほかの特徴としては、対作品でないとラジエーターがパンクするので交換に20万円位とか。
フェーズ2のトヨタ製はエアコンのリキッドタンク辺りが低い位置にあり水没するので腐食して壊れるとか。
エアクリーナーの交換は後輪外さないと駄目とか、フロントからジャッキアップするとしりもち着くからご法度とか。
雨の時に上り坂に駐車するとエンジンフード周りから伝った雨でトランクがびしょ濡れになるとか。
やたらな所を押さえたり、特にエンジンフードとか力任せに閉めると簡単に割れるから各所全て取扱い注意とか。

装備されているのに使えなくて意味無いじゃん的な物もあります。
たとえばセキュリティー。
ロータスのセキュリティーは操作が特殊です。
エンジンを切るとしばらくすると自動でセキュリティーがかかり解除しない限りはエンジンが始動できなくなります。
ドアロック解除などの警報はありません。
解除方法は鍵を挿して(まぁ挿さなくても出来るだろうけど)キーに付いているボタンを押すと解除となりエンジン始動が出来ます。
問題はこのセキュリティーがバッテリー馬鹿食いであっという間にバッテリーが上がると言ってました。
だいたい一週間放置すると簡単に上がるとか。
現車確認に行った時も対象車も上がっていましたし、その他中古車も何台もレスキューバッテリー繋いでエンジンかけてました。

更に難解なのがドアロック。
ロータスのドアロックって内鍵と外鍵が独立なんだそうです。
日本車は内側からロックしても外側からキー突っ込んで解除できますよね。
ロータスは解除できないそうです、つまり中に居る時に外からロックされると閉じ込められると。(笑)
細ければ何とか窓から出られるかもしれませんが、実車見ると分かりますが滅茶苦茶狭いよ。

そして極め付けがリモコンドアロック。
リモコンドアロックはなんと内鍵がかかります。
つまりピッキングなどで外からの開錠は不可能な鉄壁の護りの為に鍵開け警報は不要という事らしいです。
しかしここで問題が。
大飯食らいセキュリティーをかけたままリモコンドアロック。
万が一にバッテリー上げてしまうとロックが解除できません。
また現車確認したフェーズ3はエンジンフード上に鍵穴は無く、室内の座席背面側に有るレバーを引く事のみでエンジンフードが開けられます。
バッテリーはトランクにある為に、二度と開錠できず。(汗)
まぁ実際にはフェーズ2では某所に外部アクセス可能なバッテリーターミナル有るらしいけどフェーズ3も同じかは未確認。
オーナーになったら拡張ターミナルを隠しで設置すれば良いだけの話だから、要は本人の気持ちしだいだけどね。

そこでさらに追い討ち。
リモコンドアロックの受信基板が割と壊れるらしい。
本気で買おうと思っていたからこちらも対策も検討済みでしたけどね。
そこのディーラーでも何件か事例が有ったとの事で。
以上からセキュリティーは特別な事情が無い限り常に解除しておく事、リモコンドアロックは決して使用しない事を念押しされました。
何の為に付いてんねん。(笑)


さて、地雷の話はここまでとして本ネタの話。
購入にあたっては長距離通勤に使おうと不届きな考えの為、新車にはとても手が届かないが極力低走行の極上車。
具体的にはフェーズ3の1.6Lで低走行高年式でメーカー保障が効く正規ディーラー品で色は希望順に青/オレンジ/黄色/白という所。

以前より物色していたエリーゼ、とある一台に目を付け連休の某日にディーラーに確認に行きました。

物はエリーゼ・スポーツⅠ(だったかな・・・もちろんフェーズ3)、オレンジ、ブラックオプション(アルミとかディフューザーが黒)、走行距離1000km未満、事故暦無、ワンオーナー。
こんな感じ。

ほぼ新車の極上品で値段もそれなり、距離から考えても試乗車だったかと思います。
アポ無し突撃だったので車は屋外モータープールらしく、雨の丸型に無数にほこりが付いていました。
まぁ、アポ無しなので洗車して無いのは致し方なしで洗えば落ちる程度なので気にしない。
実際に間近で見るエリーゼは幅広のペッタンコでしたが形状やボリューム感もほぼ想像通りでイメージと差異無しなのは驚きました。
雨染みはありましたが、とにかく鮮やかなオレンジ色でした。
まぁエリーゼ自体は遠見ながら極々まれに見かける事は有りましたので、外観的に驚きは無かったのだと思います。

早速の固体チェックで、念の為にフロントリップ下を手で右から左までなぞって見るが削れは無し。
外装塗膜にクラック無し、下地にヒビが入っている可能性も有るので慎重に確認。

フロントトランクなる物は無いので確認は室内とエンジンルームと一体のトランク。
比較的綺麗な状態で湿りや悪臭なども感じられませんでした。

確認の為にコックピットへ乗込んでみました。
この手が不慣れな人は乗込みに苦労するのが当たり前ですが、S660の乗込み方法でスッと乗込めました。
具体的には左足突っ込んで、のれんをくぐる感じで頭を幌の下へ突っ込んで尻をシートに落とし込む。
着座するとサイドシルが想定以上に高いので右足を入れるのに少し気を使った程度でした。
見ていた営業さんは比較的楽に乗込んだので少し想定外(初めての人は大抵ヒクヒクするので)の感じでした。

以前にレビューで3ナンバーのくせに室内は同タイプの軽自動車S660より狭いと言われていて、冗談かと思っていたが本当に狭かったのでビックリしました。
ぶっ太いサイドシルのおかげで両方のシートは中央に押し込まれ、ドアの厚みも有るので狭い。
サイドシルも全て同じ幅と高さではなく、座席から前に行くほど高さが高くなり幅広になっている様でした。
そのおかげでべダル類も中央寄りにオフセットされていると聞いていましたが、自分は気になりませんでした。
エボーラだと座席部分のサイドシルを細くして座席位置を左右に広くしているがペダル位置は同じなのでオフセット感が相当激しい様です。
そういえばクンタッシュも左ハンドルながら中央へのオフセットがかなり激しくてビックリしました。

ペダル幅に関して幅が狭くレーシングシューズが必要という人が居ますが、自分は27cmサイズのナイキ・ハイカットで問題無く操作が可能でした。
更に大きなサイズの人は駄目かもしれません。

フロントウインドは高さがかなり狭い感じ、バックレストからの距離も近い気がして圧迫感が結構あります。
この部分もS660の方が多少は余裕が有る感じです。
この空間に居るだけで普通の車と違う感がビリビリと伝わって来る感じで、S660でもひじょうに似た感覚を覚えますがロードスターRFには残念ながらこの感触は無くそれがつまらないと感じてしまった原因と思います。

シフト関連では、画像などで見るとかなり長いシフトが床近くから生えている様に感じますが、実際には空間が狭い為に相対的にそう見えるだけで初代シビックの様な長いシフトという訳では有りません。
ただノブの位置が少し低い気がした様に思います。
センターコンソールが無い事は気になりませんでしたが、個人的には先代のヨーロッパやS660の様にひじが乗る高いセンターコンソールが有る方が好きですね。
現実にはセンターコンソールを付ける程のスペースが座席間に有りませんが。

ハンドルはかなり小さいと感じたS660より更に小さい、S660のD型は回した時に意外と気になったが普通の丸なのでその辺は安心。

画像で見ていたのと違い一番驚いたのがメーターパネル。
第一印象は「ちいせぇ~!」。
そりゃそうだ、他の車と同じ様にハンドルの間から各メーターが見えるサイズとなっていて画像で見る限りは他車のインパネと違和感無し。
そのハンドルが極小な訳で、相対的にメーターパネルは小さくなる。
昔の2st原付スポーツバイク並みに小さなスピードメーターとタコメーターが並んでいる。
しかもスピードメーターは300km/hフルスケールですから見えねぇ~。
タコメーターの下に液晶バーグラフの燃料計と距離計など表示されるが、老眼で数字が見えないかも。(汗)
さらに各警告灯も全体にあわせてミニマムサイズで形の判読がヤバいかも・・・・・

その他、エンジン始動して各種状態やエアコンの動作など一通り問題ない事を確認しました。

そこから商談に入ったわけですが・・・・・
前方では裕福層の方がエキシージのJPSロータスカラーの限定車の商談をしていました。
もちろん一千万円越でこちらの商談で暇して見ていたかみさんが言うには奥さんらしき人がゴリゴリ値切って頭金で百万円の束を何個かポンと置いてったとか。
レベル違いすぎで真っ青。

商談車両はディーラー保障が次回車検まで付く事等を確認。
若干値切るも登録料的な諸経費の他に変な整備費用見たいなのが付いていてその金額も10万円単位の高額でビックリ。
あとコーティングも付けてあったが外そうとしたらメタリックオレンジは高額(+30万円越えだった様な)オプションの車体色で勿体無いからと勧められました。
内心、既に施工済みだから外せないんだなと思いながらも承諾・・・・・
ちなみに純正オプションのタッチアップは2万円とか国産車なら800円くらいだよ。(汗)

そんなこんなで取合えず凄い金額で契約して注文書にサインして帰ってきましたが、引っ掛かりがあったので申込金は直前の裕福層の方の1/100程度の僅か2万円に押さえました。
Photo_1
金額とか猛毒(笑)ですし、車両を特定されない様に所々消して有るけどね。
だってさ、この後に購入した人が特定出来ると気分悪いでしょ。

家に帰って冷静になってから色々と再検討。
保険料など金額がかかるものは全て事前に計算済みで全て計画済みで商談に望んだわけですが、例の納車整備料の納得がいかないのと特に想定外が車検代で案内で16万円位の金額が開示されていた訳ですが、それは基本整備で油脂類交換は含まずとの事で総計で24万円位になるとの事。
車検や整備で高速使っての往復代その他、色々試算して厳しいが定年後も自分の貯金削って何とか維持可能か・・・・とも思ったが・・・・
地元近辺で面倒を見てくれる工場を探す時間的余裕も厳しいのと(確証は無いが)何か嫌な予感がする気がしてあれこれ悩んだが夜になってキャンセルの連絡を入れ契約破棄しました。

もちろん申込金の2万円は持っていかれました。(これは致し方ないよね、想定して金額抑えて良かったよ。)
Dsc_0602 それでこれが契約でもらった2万円のロータスポーチ。 w

実は車両の画像もあるのですが、次に契約した方が特定されてしまうと気分が悪いかも知れないのでやめておきます。

で、その直後に色々と調べて冒頭に有る様に車検代は藤枝に油脂類込みで20万円でやってくれる所があって、三島に16万円でやってくれる所があると確認取れました。
変な整備料とかが付いてなかったら、本当にオーナーになっていたかもしれませんが、まぁ縁がなかったんですよねぇ~。

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