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2020年5月31日 (日)

自作PC:セカンドPCの高速化

メインPCにM.2のインストールが完了し1週間ほどの運用で問題が出なかった為、いよいよメインPCのSSDをセカンドPCに払い下げます。
セカンドPCはDELLのXPS420で今では絶滅状態のBTX規格PCとなります。
メインボードへアクセスする為に外す側板の位置がATXと逆、電源が筐体上部後方とこれも逆、そしてグラボなどの取り付け時に部品実装面が上向きになるとこれも逆になる仕様です。
これにより冷却性能が上がるという理屈ですが、残念ながら絶滅しました。(笑)

メインPCに比較して拡張性に劣るのでSATAケーブルはCDドライブの物をドライブ側で引っこ抜いて接続しました。
立ち上げてメインPCと同じアプリでクローン化を開始。
ところがここでとんでもないミスをやらかしました。
なんと2TBのワークドライブにクローンを展開するという大失態。
おかげで終活では削除必須のファイル含めて何から何かで吹っ飛びました。(笑)

まぁエレドラ用のMP3はメインPCの中にもあるので問題はないのですが、windowsの特殊フォルダのユーザーフォルダがそのドライブに設定されておりました。
システムが絡んでいる為、普通に同じ名前で作成しても有効とはならない為にどのようにしたらよいか悩んでいたのですが・・・・・
色々とググっているとDOS窓のコマンドライン入力するコマンド一発で特殊フォルダの階層が復活するそうです。
早速その魔法のコマンド regsvr32 /i:U shell32.dll を打ち込みフォルダ構造はあっさり復旧しました。
もちろんデータは空っぽなので手動で復旧する必要が在りますが、とりあえずゴミ掃除にはなりました。

さて気を取り直してSSDへのクローン作成を再挑戦。
こんどはあっさり完成し起動まで完了しました。
ところで2点ほど気に入らない点がありました。
実はマスターディスクよりSSDの容量が大きいのでパーテーションが切られていない領域が少し残りました。
また、旧OSの工場出荷状態に戻す為のデータ領域が残りました。
流石にこれはもういらないので、できれば有効利用したいところです。

通常以下の様な感じ:
[システムパーテーション][Windows10 システム][復旧領域みたいなの]

セカンドPCのマスター:
[システムパーテーション][工場出荷復旧][Windows10 システム][復旧領域みたいなの][空き]

一応Windows10のディスクの管理でパーテーション境界を可変できますが以下の制限があります。
増やす場合は目的の領域の後ろ(右側)に直接対象領域がある事。
つまり今回の場合は[復旧領域みたいなの]が邪魔です。
この領域はとりあえず削除しても大きな影響はないとの事で、DOS窓からコマンド入力で削除できました。
diskpart
list disk
select disk 番号
list disk
list partition
select partition 番号
list partition
delete partition override
これによりディスクの管理で問題なく拡張できました。

問題は[工場出荷復旧]です、削除自体はディスクの管理で可能でしたが[Windows10 システム]のパーテーションを左方向に伸ばす事は出来ません。
こちらは市販のアプリで可能なようです。
とりあえずお試し版を推奨されているアプリ(EaseUS Partition Master)をダウンロードしてインストール。
実行してみると最後の書き換えの所で有料版へアップグレードしないと出来ないとのメッセージが・・・・・(--# それなら紹介するなと。
面倒だったが別の所でお勧め奴(AOMEI Partition Assistant Standard)をダウンロードしてインストール。
こちらは簡単に書き換える事が出来ました、感謝感謝。
使いたい事はこれだけなのでこれ1回に5千円とか馬鹿らしいですしね。
これで目的通りのパーテーション構成となりました。

立ち上げてみると確かに早くなっています。
ログイン画面が出るまでの待ち時間もストレスがなくなり、ログイン状態ですぐタスクバーにピン止めされたアプリが並んでいて即時起動可能です。
今までは、ログインしてもしばらくカリカリ言ってタスクバーへピン止めされたアプリが表示されるまでに相当な時間がかかっていました。
これなら十分満足な結果となりました。
実質的にはメインPCのアップグレードでセカンドPCのアップグレードまで出来たので大満足です。

 

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