2021年4月11日 (日)

DTX900M:モニターヘッドホンリプレース

久しぶりのエレドラネタです。

今までエレドラ用のヘッドホンはATH-AD500Xを使っていました。
特に不満は無かったのですが、どうせならハイレゾが欲しくなりまして・・・・・
ATH-AD500Xは邪魔になるのでうちの小僧にくれてしまいました。
ハイレゾの候補としては同じオーテクのATH-WS1100とかATH-MSR7が気になっていました。

色々と価格調べてポイントのタイミングや他の購入品との優先度などを考えていました。
ヘッドホンが無くなってしまったので、しばらくの間は常に音出しで叩いていました。
ふと気が付くとYoutubeの動画編集などが結構な時間を取られていまして、エレドラを叩く時間が少なくなっていました。

そんな関係で2万円を超える様なハイレゾ対応品でなくても良いかなと考え始めました。
その後もオーテクの製品で色々と候補を考えていると、いつもオーテクではつまらないので他の製品も試してみたい気持ちが出てきました。
他のメーカーを考えていると、いかにもマニアックそうなAKGが気になり始めました。
なんかAKGのヘッドホンを使っているとベルトなどに大きなロゴが入っていますし、何かオーディオマニアっぽいと言うかプロっぽいというか。
価格を考慮して選択した結果、AKGのK240MK2にする事にしました。

早速発注して届いたのがこんな感じ。
Dsc_1117 Dsc_1118 Dsc_1119 【着弾】

普通は3mくらいのケーブルだと嬉しいのですが、これには3mのケーブルとカールコードが付属しています。
イヤーパットも標準で合皮ぽいのがセットされていますがベロアのパットも付属しています。
最初は合皮で使って加水分解でボロボロになったらベロアに変えようかと思っています。

まずはPCに繋いで1週間くらいエージングを行いました。
そしていよいよエレドラにセットして叩いてみました。

オーディオマニアでは無いのでたいした耳では有りませんが感想を。
スペックからインピーダンス多少大きめなのでボリューム設定は今までより大きめにする必要が有ります。
もともと出力に多少の余裕は有りましたので問題ありません。
オーテクのAIRシリーズと比較してという感じですが。
K240MK2の音色は乾いた音という感じ。
一言で言うと軽快、音が軽くリズミカルでスピードの有る音という感じがしました。
モニターヘッドホンという事も有りドラムの音もどれもバランスよく聞こえる気がします。
特にATH-AD500Xではライドのボウの音が頼りない感じでしたが、K240MK2では良く聞こえる様に思います。
見た目もプロっぽいので良かったと思っています。

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2018年7月 8日 (日)

DIY:エレドラ用冷却装置追加配備

7月に入りまだ雨も降りジメジメと一段と蒸し暑くなって来ました。
季節柄墓参りに行きまして、帰りに沼津港の近くで美味しい物でもと言う事で。

Dsc_0387_2 うなぎを白焼きで丸々一本

夏なのでさっぱりと白焼きを注文。
フワフワで塩とわさびの組み合わせが一番おいしかったです。

さてエレドラを6畳間に移動しましたが、この部屋が意外と暑い。
この季節では少し叩いただけで汗だくです。
タワーファンとUSBファンの2台体制では冷却が追いつきません。
以前はサーキュレーターを使っていましたが、今回は設置位置の関係でタワーファンの方が効果的でした。
もう少し効率的に冷却するとなると・・・・・
やはりクーラーの導入か?

クーラーは本体の値段はともかく、設置場所の関係で室外機が1階にしか置けず工賃跳ね上がり。
なにか良い手は無いかと・・・・・「ウインドエアコン!!」
30年くらい前はセパレートエアコンが高額だったので室外機一体型のウインドエアコンが一流家電メーカーからも沢山出ていましたが、エアコンの値段が下がった今は国産メーカーの製品はほぼなく中華系メーカーがほとんどでした。
昔のイメージで本格的なエアコン(セパレート)が買えないからウインドエアコンと言う感じで貧乏くささが有りますよね。(笑)
実際は賃貸や室外機設置場所が確保できないマンションなどの需要がある様です。
自分の場合は簡易用途でもありますし、今後のエレドラ設置場所の移動も考慮して安くて移動可能なウインドエアコンが最適です。

色々と吟味した結果、比較的評判の良かったコロナのウインドエアコンCW-1618を購入しました。
Dscn0028 コロナって家電では二流っぽいけど暖房器具では老舗中の老舗ですよね。

レビューでは20kg位とありましたがパッケージには27kgとの記載が・・・・
持ち上げる取っ手が上の方に有り、下の方に有ったなら一人で二階に上げられたのですが・・・・・
流石に無理なのでかみさんに手伝ってもらい二階に上げました。

さてレビューを見ますと30分で取付可能と在りますが付けられる訳が無いとのレビューも多いです。
しかしながら自分の感想では枠付けて本体付けるだけなら5分で十分です。
時間がかかるのは密閉の為のパッキンの処理ですから、その人の作業センスの問題でセンスが無い人は時間がかかります。
一つアドバイスをしますと、パッキンは密閉されるので有れば取説通りに処理する必要はありません。
各自の状況に合わせ臨機応変に最良の加工を施す事が時間的にも最良の処置となります。

取付方法を検討すると、通常は向って左に取り付ける様に想定していますが、右に付けた方が処置と密閉が楽だと考えられます。
今回は窓とドラムとの位置関係、冷風がドラミング中の自分に直射する様に設置する事を考慮して窓の右側に設置しました。
また右側だとエアコンの取付枠から窓の距離が左より近いので密閉加工が楽だと考えられます。

取付枠の取り付け作業は問題なし。
まずは取付枠の下側の処理。

Dscn0031 身を乗り出し感が少し怖い。(笑)

画像枠下面の左右脇に黒いテープが有りますが、幅広養生テープとなります。
考え方として、雨天の雨水侵入を防ぐ事を考慮して処理していきます。
ウインドエアコンは雨天時は使用できないと考える人が居ますがそれは間違いです。
セパレートエアコンの室外機は雨の時はびしょ濡れですよね。
問題となるのは雨が吹き込んだ時に取付枠の隙間から室内に雨水侵入する事です。
それを防げる様に処理できれば台風でもなければ使用可能です。

窓枠側のパッキン処理に関して。

Dscn0029 ほぼ無加工。

通常は左側ですが、自分の環境では右側のパッキン処理になります。
取説では細かな加工処理が有りますが、自分はほぼ未加工です。
普段鍵を閉めた場合は右側の窓の枠で挟まれてしまう為に窓枠に挟まる位置へ伸ばして有るだけです。
普段鍵を閉めていると嫌でも圧着されていますので密閉癖が付きますのでほぼ未加工となっています。

次は左側。
通常は窓の外に出す様に処理しますが、今回は窓内側に添わせる様に処置します。
これも右側取付時の利点になりますが、画像のパッキン下端の処置の様に折り返してレールの隙間に差し込んでいます。

Dscn0030 ガラス部分の隙間はこれから処置。

取説では形状に合わせて細かく切り込みを入れる指示が有りますが、目的を理解しよく考えれば切り込みは不要です。
上端も同等の処理としていますが、実使用上全く問題ありません。
ちなみに窓ガラスが閉まらない様にストッパーを取付枠側に付ける指示が有りますが不要なので取り付けていません。
設置場所が二階で足場が無い為に侵入される可能性が低い事、就寝時に使用する必要は無い事などから使用中の鍵は考慮していません。
一階で使用などの場合は鍵の考慮は必要ですのでご注意ください。

画像ではガラス接地面の密閉度が不足していますので追加工が必要となります。
上の画像右側に少し映っていますが、隙間テープを使用します。
Dscn0032 ガラス接触面のパッキンに隙間テープを使用。

画像の様にアルミの窓枠を避けてガラス部のパッキンに隙間テープを貼り付け、アルミ枠はパッキンのみで接地面を最適化しています。
その他取付説明記載のパッキン処理に関しては全く無視、現状を考慮し最良と思われる方法にて処置しました。

全ての処理が完了し、重いですが一人で何とか本体を設置。

Dsc_0374_2 何とか設置完了。

幸い取り付け場所が出窓風の部分でしたので存在感は少ないです。
これが通常の窓で有れば室内に大きく飛び出して不格好だと思います。

使ってみての感想は、特に問題なし。
音が大きいとの事ですが、確かにそれなりでは有りますがこんな物でしょう。
寝室に設置してもうるさくて眠れないとか有りますが、自分の場合は音は結構しますが眠れると思います。
冷房を止める時はガタンと言う様な音はしますが、寝室では無いので問題無しと考えられるレベルです。
運転時のコンプレッサーON/OFFではゆっくり停止させる仕様ですのでガタンとはなりません。

風呂上り直後にドラミング中の自分に直射すれば大変快適で汗も引いてくれます。
木造6畳間ですが扉を閉めておけば十分部屋全体が冷えますので、タワーファンでの冷却もより効果的に効いてくる様です。

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2018年6月 3日 (日)

DTX900M:エレドラ移動

先日ラックを移動してモニターアームを取付エレドラ用PC設置の準備が出来ました。
つぎはいよいよエレドラ本体の移動です。

サクッと移動して設置完了、PCも移動と設置が完了。
Dscn0025

まだ小物類の整理がまだですが、とりあえず最低限使用可能な状態となりました。
13畳から移動した時に13畳は広くなったとは感じませんでした、しかし移動先は6畳間、圧迫感凄いです。
このクラスだとおよそ2畳の設置スペースが必要になります。

設置に関して何点か変更しています。
まずはバランスボールの設置場所をウレタンマット上からユニット畳へ変更しています。
Dscn0023

ウレタンマットでは徐々に沈み込みドラムの姿勢が前下がりになってしまっていました。
これはラックへのパット類取付による重量配分の関係で必然。
また厚みがある為に沈み込みなどがあまりよろしくないのでユニット畳へ変更しました。

マットも折りたたんでサイズを合わせていましたが、今回はフルサイズで敷いています。
また移動に伴いパットの配置も若干変更しました。
フロアタムの順番を以前と入れ替えて一番大きい物を手前に変更しました。
Dscn0027

奥の壁に床に敷いていたウレタンマットを設置しました。
何の為にとか、役に立つ訳がないと思われるかもしれませんが、効果ありました。
ライドや手前のチャイナをぶっ叩くとパシーンと反響が有りますが、一番壁よりのクラッシュを叩いた時はパシッという音になります。
最初はラックの隙間へ押し込んでいたので幅が短めだったのですが、現在は以前に切り取った分を別の吸音材で補充して延長してあります。
この状態ではチャイナの反響音も多少は吸収してくれて僅かながらですが効果が上がっています。

PCのモニターやキーボード類とトリガーモジュールの位置関係や空冷装置の設置状況はこの様になっています。
Dscn0026

PCの処理能力も上がり快適です。
ちなみにヘッドホンは今まで使っていたATH-AD500XをメインPC用にしてこちらにはATH-AD1000Xを設置しました。
こちらの方がメインPCより良質な音源となっているのでより高性能なヘッドホンを使った方が良いと思ったからです。
RolandのQUAD-CAPTUREによるUSB-DACとプロ仕様のトリガーモジュールDTX900Mですから音が悪い訳が有りません。
かなり良い音がしますね、ATH-AD500Xでさえ5~25,000Hzの帯域があるので普通に人間が聞こえる範囲を超えているのですが、ATH-AD1000Xの方が明らかに良い音です。
特に今まではライドのボウをチップで叩いた時の音が聞こえ難かったのですが、ATH-AD1000Xに変えてから鮮明に聞き取れる様になりました。
エレドラのヘッドホンにはそれほど高額ではないモニターヘッドホンを使う方が多いですが、着色の少ないモニター系で構いませんがより高性能な物を使われた方が良いと思いました。

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2018年5月20日 (日)

DIY:エレドラ移動

エレドラとかPCとか絡んで来るので何枠にしようかと考えたのですが、少し工作的な事をしたのでDIY枠で第一段の報告をします。

何事かとご説明しますと、エレドラの設置場所を移動する事になりました。
その関係でまずはエレドラの横にありタブレットスタンドやUSBオーディオI/Fを設置しているラックを移動します。
その際に今まではUSBオーディオI/Fや各種エレドラの処理にタブレットを使用していましたが、画面が小さくて見にくい事や処理速度にも不満が有りました。
そこで現在家族用に設置しているサブPCの稼働率がほぼゼロなのでこの機会にこれを使う事にしました。

デスクトップPCを使うとなるとディスプレイとキーボードの設置が問題になりますが、ここをDIYも駆使して処理していきます。
その為にまずは以前に加工しましたメインPCのモニターアームのポールを1mのタイプに変更し70cmのポールを確保しました。

Dsc_0357_2 旧 ポール加工での延長

加工はした物の強度感、ガタツキ感が気に入らず、どことなく真っ直ぐで無い様な、また大きな地震で折れるかもしれないなどの不安感と前述の70cmを流用する案を思いついたので1mに交換しました。

Dsc_0357_2 新 延長無しで1mのポール

こそくな事をせず思い切って思い切って1mにしたおかげでメインモニターの位置も底上げする事が出来ました。
今までは見下ろし感が強かったのですが、シングルモニターで使う時の高さと同程度に設置する事が出来ました。

さて新たにエレドラに設置するモニターはモニターアームを使えばよいのですが、キーボードをどうするのか?
とりあえずモニターアームは先日サードモニターで使用しコスパが良いFLEXIMOUNTS モニターアーム 液晶ディスプレイアームを再購入しました。
キーボードは・・・・キーボード用のテーブルを作成してモニターアームのVESAマウントに取付てしまえば・・・・

と言う事でVESAマウント用キーボードテーブル作ります。
材料はホームセンターに行けばいくらでも有るのですが、価格と丁度良いサイズを吟味した結果、ダイソーに60cm幅のMDFボードが200円で売っているとの情報が有り買いに行きました。
最初の店では発見できず、二件目で見つけて購入出来ました。
Dsc_0343_2 ダイソーに200円で売ってます。

キーボードだけなら45cm程度で乗るので他店の別の商品でも良かったのですが、キーボード横にマウスも乗せる事を考えて60cmが必要でした。
これでキーボードテーブルを作成します。
例によってミニワークベンチとブラックアンドデッカーのマルチエボで初登場の丸ノコアタッチメントを使いました。
Dsc_0344_2 マルチエボは本当に便利です。

恐ろしい事に室内で丸ノコを使います。
カット位置を間違えてテーブルを切らない様に注意しながらアルミアングルをガイドとして固定します。
凄い!
直線切りなのでジグソーでは無く丸ノコを使いましたが作業効率が全然違います。
Dsc_0345_2 一瞬でカット出来ますがカスも凄いので外での作業推奨。

3秒前後で15mm幅にスパッとカットしてしまいました。
カットした理由は縦の幅が広すぎる事とこの15mm幅の材料を下端に接着し滑り落ち止めに使います。
Dsc_0346_2

MDFボードはザクザクなので釘は効かないと思った方が良いです、接着剤と木ネジ併用がベストですね。
今回の用途では水性エマルジョン(木工ボンド)で十分です。

ちなみに15mmカットでも幅広なので2個前の画像で再度ガイドを装着している様にもう一回切り込んでいます。
この時に切り込んだ端材はキーボードやマウス操作でのたわみが気になった為に上端裏面に補強版として接着しました。
これでたわみは実使用で気にならない程度まで改善する事が出来ました。
そして上の接着画像でも写っていますが100mm間隔でVESAマウント用の穴もあけています。

元の部屋から移設したラックにメインPCで使用していた70cmモニターポールを姑息な手段で取り付けし、FLEXIMOUNTS モニターアームを2個取り付け一方に作成したキーボードテーブルを装着するとこんな感じ。
Dsc_0347

ラックへのポールの固定方法はこの様になっています。
Dsc_0348_2

70cmモニターポールの取り付けはオリジナルの穴を1ヵ所だけラックのネジで友締めしました。
あとはFLEXIMOUNTS モニターアーム付属のテーブル固定金具を駆使して圧接固定。
それだけでは上端がふらつきそうだったので、連結に使った金具をFLEXIMOUNTS モニターアームのポール取付台に強引に取付し70cmモニターポールの上端を抑え込み揺れ止めのガイドとました。
この上端ガイド自体もFLEXIMOUNTS モニターアーム付属のテーブル固定金具を駆使して圧接固定。
これにより実用的なレベルでガタは皆無。
もともとサンコーくねくねアームの支柱を利用し3本のFLEXIMOUNTS モニターアームを取付けましたので、ポール関連の部材が多数余っておりそれらを流用する事でラックをほぼ無加工(ラックへ友締めしたビス1本を手持ちの長い物に交換したのみ)で対応が出来ました。

実際の使用状況はこの様になっています。
Dscn0020 使用例(笑)

パームレストは特に不要だったのですが、もともと使用していたので放置するのも邪魔なので乗せました。
右端に付いているスマホスタンドはタブレットに使っていた物ですが、エレドラ使用時はヘッドホン使っているのでスマホに着信が有っても気がつかない為に視界内の手の届く位置に置き場所が欲しかったので絶好の設置場所が出来ました。

キーボードテーブルの使用感としてはアームのおかげでポジション取りも自在になり強度も十分で使いやすいです。

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2018年2月 4日 (日)

寝ホン Senzer S10

寝ホンて知ってますかね。
これは音楽を聴きながら寝る時に使う為のヘッドホンです。

そんなのインナーイヤーならどれでも良いだろうと思うかもしれませんがそうでは有りません。
寝返りなどで横を向いた時に耳から出ている部分が大きいと圧迫されて音が聞こえなくなったり不快だったりします。
ですから寝ホンとしては耳にはまる部分より後ろが極力小さい必要が有ります。

休みの前日などは良く音楽を聴きながら寝ていますので以前より快適な寝ホンが無いか探していて目を付けている物が有りました。
今月は出費が多いので来月購入する予定でしたが、突然タイムセールが始まりまして・・・・(--#
見事にポチらされてしまいました。(やるなアマゾン)

購入したのはSenzer S10になります。
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ご覧のとおりイヤーピースの後ろが極端に小さく装着したまま寝返りを打って横になっても耳が圧迫されません。
この機種のステレオプラグはコントロール端子付きの4極となっています。
使用目的のMEGICOT MP3音楽プレイヤー K188は3極プラグ用なので変換せずに使えるか心配でしたが問題なく使用可能でした。
もちろんリモコンは機能しませんが・・・・・
なおこれをAQUOS CRYSTAL 2に使用すると上手く接続されず音が本体出力になったりプレーヤーが止まったりと使用不可能でした。
アンドロイドで使っている人もいる様ですが基本的にiPhone仕様なんでしょうかね。

本体はステンレス製で重量感有、沢山のイヤーピースやポーチも付属する値段の割には納得の内容です。
定価は一万円近い設定らしいのでそれを考えれば当たり前の内容とも言えます。
再生周波数帯域は10-22KHzと並みよりわずかに広く、音は今一と言う人もいますが自分はそれなりに良い音だと思います。
こればかりはその人の比較対象機種も有りますし、再生機種にもよるので何とも言えません。
価格以上に良い音がすると評価が高いMEGICOT MP3音楽プレイヤーではやや低音が強め、高音もシャリシャリしない程度に良く出ています。
ドンシャリ好きには高音は物足りないかもしれませんがそれなりに良い音だと思います。
もちろん、数万円の密閉型ヘッドホンなどと比べるのは論外です。
特徴として普通の物より若干駆動パワーが要る様な気がします、少し大きめに鳴らしやると低音高音共に音が良く伸びる様になる感じでした。
物足りないと思う方はいつもの音量を+1で聞いてあげると良いかもしれません。

さてついでですが、以前購入した骨伝導ワイヤレスヘッドホンTREKZ TITANIUM AFT-EP-000003のレビューも少し。
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かみさんと大型店舗などに出かけた時に使用しています。
再生機種は先ほども名前が出てきましたMEGICOT MP3音楽プレイヤー K188にて使用しています。
大勢の人の声、店内放送なのど外来音が大きいのでヘッドホン側のボリュームは8~9割位。
プレイヤー側の音量を上げればヘッドホン側はもっと下げられますが、重低音が音割れしてしまうのでヘッドホン側のボリューム高め固定でプレーヤ側で加減した方が良さそうです。
雑音が多い中で聞くと店内放送の音楽音質より若干良いくらいかな。
ただし、耳を塞いで骨伝導の音だけで聞くとそこそこ良い音で鳴っていると思います。
またはネックストラップ側を後頭部辺りまで高めにして音の出る部分を耳たぶの上位まで持って来るとクリアな音が聞こえます。
この機種には軽量化しネックストラップの位置を高めに変更したTREKZ AIR AFT-EP-000005が有りますが、これだとこの手は使えません。
音的にはBGMで聞く様な感覚となりますので、その様な認識で使用する分には音に不満は有りません。
そもそも外来音を聞きながら使用するのが目的ですので密閉型でガッツリ集中して聞くのとは根本的に違います。

ここまででは並みな評価ですが、さらにすごい機能が有ります。
この機種はマルチコネクトとか言って2台同時にペアリングが出来て勿論同時に接続できます。
自分の場合は携帯で音楽を鳴らすとバッテリーを消費するのが嫌なのと専用機で鳴らした方が音が良いと思うので音楽はMP3プレーヤーで再生しています。
かみさんと大型店に出かけた時は一時的に別行動する事も有り、当然落ち合うには携帯で連絡する訳ですけど気が付かない事も多々あります。(汗)
そんな時にこのヘッドホンを使っていると割込みで音楽再生を一時停止して携帯の着信を受けてくれます。
また、操作も簡単で着信中にマルチファンクションスイッチをワンプッシュで出られます。
そもそもボタンがボリューム+/-とマルチファンクションの3個しかないのでどのボタンで受けるのか迷わなくて済みます。
ボリューム操作(電源ON/OFF)以外はとりあえずマルチファンクションをプッシュすれば良いわけです。
さらにすごいのはその音質。
相手の声も鮮明に聞こえますしこちらの声も普通に話すだけでクリアに聞こえる様です。
たしかデュアルノイズキャンセリングマイクとか言ってノイズキャンセル機能も有るようです。

値段はそれなりにしますし単純に聞くだけの物と考えると値段分の音質には届かないと思いますが、骨伝導で音楽を聴きながら周囲の音が良く聞き取れる事、マルチコネクトで同時に携帯と接続し快適な通話が出来る事などを考えるとこの金額でも満足度は高いです。
なお、マルチコネクトでも初期設定してしまえば特別な操作は不要です。
普通に電源入れれば勝手に携帯とリンクしますしそのあとでMP3プレーヤーをBluetoothモードにすればこちらとも勝手に繋がっています。

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2017年12月10日 (日)

骨伝導ヘッドセット AfterShokz TREKZ TITANIUM

先日買ったMP3プレーヤーですが、調子が良く結構な時間使いましたがバッテリーレベル表示が全く下がりません。
ただ操作性に関しては今一洗練されてない(まどろっこしい)のですが、音は良くコスパは最高です。

合わせているヘッドホンは昔購入したJVC HP-FX77を使っています。
一般的なヘッドホンの周波数帯域は 20Hz~20,000Hzですが、こいつは5Hz~25,000Hzのワイドレンジが決め手となりました。

用途としてはエレドラと休みの前日の就寝時、あとはかみさんとショッピング。
ぶっちゃけファッションには興味ない(笑)ので歩きながら使っています。
エレドラではオーディオインターフェースへ入力していますのでJVC HP-FX77は就寝時とショッピングとなっています。
しかし、就寝時はともかくショッピングにはちょいと問題が有りました。

今回購入したAGPTEKのMP3プレーヤーはトランセンドのMP350と違いクリップ無しの激重。
と言う事でケツのポケットに入れているとJVC HP-FX77のケーブルの長さが微妙に足りない。
不可能と言うレベルではないのですがツンテレと言う感じ。
そこで良さそうなヘッドホンをAmazonで探しました。

ミーハーって事でとりあえずBoseの物を探すと、ほとんどがBluetoothのワイヤレスタイプ。
Bluetoothでは音質的な面と価格的な面で不利なので有線を探していました。
ところがBoseはノイズキャンセリング搭載で価格がドンと底上げされている感じ。
ノイズキャンセリングは全く不要なので割高感が有りました。
諦めてBose SoundSport Free wireless headphonesにしようかと思ったのですが・・・・
ショッピングでは、話し声を聞いたりする為に片耳を外していたりします。
そうなるとセパレートタイプは片側だけ頻繁に脱着するのは都合が悪い。
左右がケーブルで繋がっていれば片方だけ外しても肩の所で垂れ下がっているので困りません。
またBluetoothが使いたいのであればJabra BT620sが有ります。
ならばJabra BT620sという考えも在りますが、オンイヤーなので音漏れが有るのと耳の上のポッコリと乗っかるので結構目立つのです。
まるでフリーザの耳(笑)みたいにポッコリと飛び出す感じ、さらにブルーLEDの点滅も追い打ちをかけ結構目立ちます、まぁ消せますが。

と言う事で他メーカーを含めてブランド品の有線を物色。
候補としてはAKG N25というデュアル・ダイナミック・ドライバー方式の奴。
ところが最近はスマホ接続が前提となっている様で4極のステレオミニプラグ仕様ばかり。
AGPTEKのMP3プレーヤーは変換無しで4極のステレオミニプラグ使えるか不明と言う事も有り、実際の用途で再考してみた。

ショッピング時の使用、片耳を外す事が多い理由は環境音を聞きたいので・・・・しかし片耳を外すと音場悪化するので高級機は無意味とも言えます。
ならば両耳に装着状態でも環境音が聞こえる物は無いか・・・・・・
っと考えた結論が、骨伝導ヘッドセットと言う選択肢となりました。

骨伝導ヘッドセットと言いますと最新技術なので高額とも思えるのですが、すでに中華製激安機が出ていまして2000円位から有ります。
ただし骨伝導自体が高音質には不利で、格安機は音的に問題もあります。
どうせ音的に不利なら便利性からBluetoothと言う考えも有りましたが、激安機では残念ながら通信感度に問題がある物が多いです。
その他、バッテリーの持ち時間、充電時間、音質、耐久性などを考慮すると激安機は除外となりました。
以上から選定した物はAfterShokz TREKZ TITANIUMとなりました。
時間帯と色によって値段が変動し、最初はブルーを考えましたがグレーやピンクに比べて1000円ほど高く。
一見赤に見えるピンクにしようかとも思いましたが、目立たない事を考えるとグレーも渋いのでグレーにしました。
外観的にもオンイヤーで耳の上にポッコリと乗っかるJabra BT620sより目立ちません。
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ちなみにAfterShokz TREKZ TITANIUMには後継機のAfterShokz TREKZ AIRと言うのが有ります。
実売で6000円以上高額となっています。
情弱だと何かと最新型が良いと思いがちですが、良く調べるとそうでもなさそうです。
違いは、重量が36gから30gに軽量化、ネックバンドの位置が首から後頭部に移動。
オーディオテクニカのネックストラップヘッドホンでも位置が気になりましたが、どうも首の位置だと襟に引っかかるので嫌う方が居る様です。
したがって後頭部になっている様ですね。
自分の用途では椅子の枕に頭を充てる事が多く後頭部にストラップでは邪魔になります。
これが首だと邪魔になりませんので自分の用途ではネックストラップは首に有るべきと考えます。

さて、付属品を紹介します。
Dsc_0255_2

左上から本体、サイズ調整用フィットバンド、耳栓、USBケーブル、専用ポーチです。
耳栓が付属している理由は、装着状態で耳栓をすると実は結構高音質なのが確認できるからです。
音が悪いと言われる事を払拭する為に付属しているのでしょう。

充電は防水キャップを開けてUSBケーブルを差し込みます。
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使用感として、まずフィッテングは軽くて良好。
締め付けもきつくない。
音に関して骨伝導と言う方式では期待は出来ないと言うのが定説となっています。
Amazonのレビューでも最悪とかオモチャレベルと酷評する人が居ます。
しかし比較対象機種が有線式で超有名ブランドの4万円クラスだったりと馬鹿げた比較だったりします。
価格が四倍、しかも有線と無線では実際のスペックは8倍位の違いになるでしょうから無意味な比較です。

静かに集中してリスニングすると言う用途のヘッドホンでは無く、ショッピングや運動中に環境音を聞きながらBGMとして聞く用途のヘッドホンと考えてもらいたい。
この用途なら十分合格な音質と思います。
低音は不足気味ですが、音源側のイコライザはフラットでAfterShokz TREKZ TITANIUM側で2種選べるイコライザはラウドネス系の選択が良さそうです。
また装着位置でも大きく音が変化します。
普通はこめかみの直下、耳たぶの前辺りと思います。
低音は少な目ですが環境音を聞きながらのBGMとしては良好、文句なし。
よく聞くコメントで耳を塞ぐと良いとの事で試してみると低音も増えてスピーカーからの音は結構Hifiと感じました。
通常状況でより音質を上げるには、通常位置から少し後ろにずらし耳たぶの上に少しかかる位置にする。
この位置だと高音がよりクリアになる。
結局、特に気にもならず作業しながらBGMとして2時間以上使用していた事から聞き疲れしない良い性能と思います。

携帯のヘッドセットとしても使ってみた。
音楽を聴いている状態で着信すると演奏が止まり着信音がヘッドホンから聞える。
着信音は相手毎に設定した呼び出し音だった、まぁ、これは携帯の機能な訳だけど。
マルチファンクションスイッチをワンプッシュで電話を受ける事が出来る。
マイクにはノイズキャンセリングが有るそうで、感度も良く相手に伝わる声も良好。
ハンズフリーヘッドセットとしての用途としても十分な性能。

さらに凄いのは2台の機器と同時に接続可能。
通常時と違いペアリング操作は面倒ながら、携帯と接続しながらMP3プレーヤーとも接続できるって事らしい。
MP3プレーヤーで音楽を聴きながら同時に着信を受ける事が出来る様です。

中華の安物に比べれば価格は高めですが、Bluetoothの接続も良好、稼働時間も長く音質も実用的。
自分の目的の用途として十分な性能と思います。

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2017年12月 3日 (日)

DTX900M:MP3プレーヤー

事の起こりはDTX900Mを購入したことから始まります。
これには同軸のデジタル出力端子が付いています。
手持ちのオーディオインターフェースのQUAD-CAPTUREにも同軸デジタル入力端子が付いています。
デジタルI/Fは当然音が良い、有れば使いたくなります。
そこで簡易的な物で接続テストで確認していました。

QUAD-CAPTUREには前面にアナログ入力のレベルゲージが付いていまして、今まではエレドラを叩くとそれが反応していました。
デジタル入力を使用する様になると当たり前ですが全く動かないので面白くありません。
それならば音楽の入力はアナログ端子から入れてやろうかと考えました。
現在はタブレットからソフトのMP3プレーヤーを使ってQUAD-CAPTURE内蔵のDACにて音を出しています。
QUAD-CAPTUREは悪くないと思いますが、PCの処理能力により極まれに発生する遅延やバッテリーの持ち時間などの改善と専用のMP3プレーヤーの方が音が良いかもと思ったからです。

MP3プレーヤー自体はトランセンドのMP350を持っています。
ところがこいつが音的には今一でして。
原音に忠実なモニター的なヘッドフォンや変に着色しない高級機(HPH-PRO500など)では高音がこもる様に感じて物足りなさを感じます。
そこで高音特性が強いタイプ(EPH-32、ATH-S600)を使うと大変相性が良いです。
そして微妙に再生速度が早いのですが、レビューで指摘を見た事が有りません。
個体差なのか、σ(^^が敏感過ぎるのか分かりませんが。
そんな理由も有りこれは使う気になりませんでした。

そこで目を付けたのが車載用MP3プレーヤー、電源供給で充電管理不要な所が据え置き用途としては便利。
最近は中華製でなんと2000円位から売っています。
それにしてもレビューを見るとひどい物で・・・・これは製品が悪いというより情弱だろうと言うのが多すぎ。
・マニュアルが英語だけなので分かりませんと低評価。
並行物なのだから当たり前だろうと・・・・・読めなきゃ読む努力をすればよいだけだと思う。
Webページで翻訳ツールも有るんだからさ・・・・σ(--#が間違ってる?
・ラジオがほとんど受信できませんと低評価。
そりゃ海外規格そのままで周波数が違うんだから当たり前、レビューあるのになぜ調べない?・・・σ(--#が間違ってる?
・1DINサイズ規格の車に取り付けて微妙に合わないからダッシュボード削ったとかで低評価。
いやいやいや、その付属品にさ訳の分からない金属プレートが2枚付いているだろ?
それを外枠の両端から差し込むと外枠残して中が引きぬけてそれが1DINサイズになっているんだよ。
恐らく海外での駐車中の盗難防止目的で簡単にステレオを引き抜いて隠す為の機構だとは思うけど。
訳が分からないプレートが付いている時点で何だろう?と疑問をもって普通調べるだろ?・・・σ(--#が間違ってる?
並行物入手する心構えとして事前に良く調べるのは当たり前だと思うのだが何なんだろうねぇ~。

と言う事で車載用MP3プレーヤーを検討していたんだけど、音の評価が判断できなかった。
折角だからエレドラのデジタル出力に負けない音質の物が欲しかったので、海外のレビュー動画なども色々と見たんだけど、音に関しては今一判断出来なかった。

色々と検討していた結果、携帯MP3プレーヤーで引っかかった。
最近はMP350を購入した頃には見られなかった動画表示可能な液晶画面を持った縦型の携帯MP3プレーヤーが同価格帯で沢山出ていた。
多数の種類があり微妙に仕様違いとなっているが、中身は同系統の中華製品の様だった。
仕様の違いはスピーカー搭載やBluetooth搭載、外部ストレージのSDカード容量違い等でした。
稼働時間はMP350でも12時間と十分ですが、それらは50時間~80時間と桁外れでした。

色々と仕様が違いますが、より新しいバージョンの判断はまずは対応SDカードのサイズをチェク。
当然32G->64G->128Gの順で新しくなります、128Gに対応しているのは2016年あたりからだと思われます。
何故かAmazonでのベストセラーは値段も新型と変わらないのに旧式の32Gになっています。
そりゃレビュー見ろとは言ったけど少しは考えないとさ、全部中身はほぼ同じでこの手は日進月歩で高級機の性能が低価格化し格安中華機に搭載される。
最新型は音質面でも改善の可能性が有る訳でそれなりの量のレビューが付いているのなら間違いはないでしょう。
2017年型の判断はキーオペレーション変更とBluetooth接続時にもフォルダ選択で演奏が出来る事らしい。

夜寝る時使うには暗いのでメカニカルスイッチの方が良いんだけど、最新型はタッチパネルだから致し方がない。
実際に使った感じとしては手探りでの操作は無理ですが、目視なら画面からのオフセットで大体のスイッチの位置は分かります。
出来ればプラスチック製の軽い奴が良かったんだど、どいつもこいつも高級感志向のアルミボディーで糞重い。
そしてどいつもこいつもmp3プレーヤー HIFI超高音質とかロスレスHIFIとか書いてある。
実際に相当に音が良いらしい。

と言う事で定番のAGPTEKの最新型をGET。
Dsc_0249
一緒に購入したのはAmazonの同軸デジタルオーディオケーブルとUgreenのミニプラグ変換標準ホーン2本と言うやつです。

まずは新旧でサイズを比較してみます。
Dsc_0250
軽さもサイズも全然違いますのでMP350もお役御免ではなくアウトドア用などで使います。
なにせ新規購入品はクリップは無いは激重だは防水キャップは無いはで携帯性はMP350の方が優れているからです。
音楽聞きながら洗車するなどはMP350の方が安全です。

画像、MP3、動画のサンプルが入っているのでそいつらで機能チェック。
ブハッ!
いや、誰もレビューしてないけど流石中国製おそるべし・・・・・ヤバすぎる。(大爆笑)
だって樹木などのサンプル画像の中にポロっとネズミ王国が混じっていたり・・・・まぁ、画面が小さいからアレだけど。
動画なんてネズミと猫が追いかけっこする有名なアニメが30分サイズで・・・・
こんなに小さい画面で意外と良く見えるのは驚いたが、このサンプル動画は絶対にヤバすぎる。
中国製と言えば付属ヘッドフォンのカナル型のイヤーパットが最初から片方欠損していた。(笑)
ちなみにこのヘッドホンはおまけなのでちゃんと高性能な奴に変えましょう。
そうそう、動画変換ソフトが付属していましたが・・・怖すぎてインストールしていません。(汗)

さて音に関しては噂通りに凄い。
昔のレベッカのMP3ファイルが凄いクリアな感じで驚いた。
特に高音がクリア、HPH-PRO500も奇麗な音で鳴らし切るので本物だと思う。
MP350より安い値段の中華製品でこの音質とは、まぁ高性能チップを量産で格安なのだろうけど。
結局ヘッドホンはEPH-32では高音が強すぎると思ったので、昔カナル型を初めて購入したVictorの物にしました。
帯域なども考慮してソコソコ良い性能の奴ですが型番は忘れました。
それでも今まで聞えなかった音が聞こえて驚いた。
再生速度も違和感はないが曲として演奏中に変調するとか速度が変わる所が違和感を感じるほどハッキリと分かりいままで全く気が付かった事も有りその性能に正直驚きを隠せない。

メニューオペレーションは結構独特感が有り、いまいち洗練されてない。
前のバージョンでは音量調整がメニュー選択後操作になっていてワンクッション有って操作性が悪かったらしい。
このバージョンでは側面の電源スイッチを短く押すと音量UP、録音ボタンを短く押すと音量DOWNになってます。
音量は大き目で寝る時に聞く分には1か2辺りで十分です。
エレドラ接続時も5~6程度でよい感じ、最大は30以上ありそうですが最大にした事は無いのでわからない。
スリープタイマーは1分単位で設定可能ですが、操作性は悪い。
5、10、15、移行15分単位とかで良いんじゃないですかね。

データの転送は普通にUSB接続でコピーするのですが、携帯やMP350で使ってきたケーブルでは何故か接続できませんでした。
付属のケーブルともう一本では接続出来ましたので若干規格違いがある様です。

エレドラでの接続はこんな感じ。
Dsc_0251
ゴチャゴチャで分かりにくいですが万力の下の赤丸の所。

ヘッドフォンコネクタから標準ホーン二股でQUAD-CAPTUREのアナログ端子へ接続していますが、演奏開始するまではハムノイズが出てしまいます。
MP3プレーヤーへ刺さずにステレオミニプラグを手で触っても同じ様になるのでQUAD-CAPTUREの端子がそういう特性なのでしょう。
まぁ演奏モードに入れておけば消えるので実害は最初だけですが。
それにしても思う存分演奏させて叩いても電池の目盛りは全く下がりません。
本当に50時間持ちそうです。

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2017年10月22日 (日)

DTX900M:12"スネアパット(XP120SD)

まずはエレドラ系タイトルをDTX750Kとしていましたが、とても750とは言えないセットになってしまったのでトリガーモジュール名に変えました。

最近、ヤフオクでいろいろと叩き売りしていますので・・・・・・・

Photo ブルエン20流石に凄い注目度。
レア物だからそこそこのプレミア価格で売却、コピーで1台作成済みって事を考えると丸儲けって事になるかな。 (^^

若干資金が用意できたことも有りスネアを10"(XP100SD)から12"に変えてみました。

Dsc_0228_2 XP120SD買っちゃった!

並べてみると結構違います。

Dsc_0229_2 XP120SD 対 XP100SD

注文してから知ったのですが、両者の違いはサイズだけだと思っていたら違いました。
XP100SDはタムホルダーで固定出来る様になっていますが、XP120SDはスネアスタンドオンリーの仕様でした。

Dsc_0230_2 XP100SDの上側にネジが見えます。

DTX750K標準のスネアスタンドに取り付けようとしましたが、12"が最大サイズの様で目いっぱい広げてピッタリでした。
これ以上大きなDTX用スネアパットは有りませんが、今後出てきたら注意が必要です。
たかだか2"(直径で約5cm)ですが取り付けてみると存在感が随分と違います。

Dsc_0231_2 Dsc_0227_2

使用した感じはパットの材質は同じですし生音も感触もほぼ変化無し、エレドラなので出音ももちろん変わらず。
それでは全く無意味と思うかもしれませんが、気分がアップし演奏もノリノリという効果はあります。(笑)

さて外した10"ですが、購入品の画像にもサラッと写りこんでいますがタムホルダー(TPCL500)を仕入れています。
事の起こりがDTX700ではトリガーポートは目一杯だったのですが、DTX900Mではまだ余裕が有るのとタム用として4ポートが割り付けられています。
つまりプリセットで4番目のタムの音が入っている訳で、こうなると設置したくなるのが人情です。
本来XP100SDはスネア専用でタムで使うのであればXP100Tを使う必要が有ります。
両者の違いはXP100SDはスネアスタンド用のゲタを履いているほかにパットの固さが違います。
SDでは固めのパット、Tは本物のタムと同じくスネアよりも柔らかい(張りが弱い)パットが使用されていて打感を近づけてあるそうです。

という事でタム目的であればXP100Tを買うべきだったのですが、使用頻度とコストからしてワザワザの出資はもったいない。
ならばスネアを12"としてあまったXP100SDを割り当てる方がメリットが有ると考えました。
どうせ生ドラなんて演奏する事は一生無いと思うのでリバウンドの感触が生ドラと違っても気にならないでしょう。

という事でスペース的にホルダーと各パットの余裕が全然ありませんが何とか押し込みました。

Dsc_0232_2

XP100SDは4タム目に入れる予定でしたが3番目にしてXP80を4番目としました。
理由は4番目だとXP100SDの左側面に貼り出した調整ダイアルが隣のXP80に当たって配置が厳しい事。
逆に3番目にすると2番目との段差と角部分のスペースへ調整ダイアルの突起逃がす事が出来るのでこの配置になりました。
それにしても総額でTD-50が買えるよな。

所詮こんなに装備を充実させても下手くそエレドラマーには宝の持ち腐れだと思っているでしょ。
別に良いんだよ、ネトゲの世界ではレベル不足は課金で補うのが常識だ! (`・ω・´)キリッ

ちなみに700->900は以前にも書いたけど全然違う。
特にスネアの音の粒が際立っているという感じ、シンバルの余韻も700では短かったけど900では生シンバルに近い響きがある。
生で聞いた事は無いけど400とか500とは月と鼈位違うのでしょうね。
今は特に練習もせず好きな曲で適当に叩いているだけだから、そのうち少しは基本練習しないとね。

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2017年8月13日 (日)

DTX750K:チューニングキー破裂する

トリガーモジュールが大きくなってパーツ類のポジションを微調整しています。
ツインペダルの調整後にチューニングキーを使って締め直している時でした。
差込みが甘いかなと思いながらクリっと回すとバコッと空回り。

Dsc_0187_2あっ?
ご覧の様に破裂。

このままでは流石に困るので新たに購入することにしました。
何にするのか検討の結果、摘みでクルクルと回せるので便利との事でTAMAのTDK10BN(ブラック)にしました。

Dsc_0186_2
質感も良い感じで、もちろん使い勝手も良さそう。

今まで使っていたものはエレドラキットに付属していた物ですので、捨ててしまっても良いのですが・・・・・
万が一、置き所忘れとか二か所同時に閉めたいとかの事を考えて簡易的に手直し。
結束バンドで締上げて低粘度瞬間を流しておきました。

Dsc_0188_2
それにしてもTDK10BN(ブラック)はなかなか渋い色合いで良い感じです。

さて先日購入したDTX900Mですが・・・・
音は勿論文句なし。
色々と使ってみた結果、これはエレドラのトリガーモジュールと言うよりも。。。。。シンセ!
目が回るほどのエフェクト群に呆然。
ライバルメーカーのTD-50のマニュアルも読んでみましたがあちらはこれほどのエフェクトは有りません。
きっとコンセプト的にRolandは本当にエレドラの為のエレドラと言う位置付けなのでしょう。
逆にDTX900Mはサウンドクリエイター向けって感じで音作ってなんぼって感じです。
使いこなせればTD-50は足元にも及ばないと思いますが、使う人にも高度なスキルが要求されます。
現在ユーザーキットを3セット基本セットからコビーして調整しています。
これから自分用のキットを作っていきますが、そのうち1セットはシンドラ風サウンドで構築中です。

ちなみに音的にはTD-50は作りこんだDTX900Mには全く届かないと思います。
しかしながら、画面やユーザーインターフェースとマニュアルはRolandの方が出来が良いです。
シンセ的な物が分からない方、電子装置が苦手な方、マニュアルを読みたくない方は多いと思いますので、そういう意味ではRolandに優位性が有るのは確かでしょう。

ところで、タイトルヘッダーの【DTX750K】なんだけど・・・・
DTXの型番はDTX直後の数字と末尾がトリガーモジュール番号になります。
DTX700を使っているとDTX7*0***、真ん中の数字がキット型式、末尾がキットタイプらしい。
例えば音源モジュールがDTX500だとDTX520KとかDTX540Kとなる、末尾のKは素のキットの時と思われます。
DTX500は新型になってDTX502となりDTX522KとかDTX542Kとなりました。
現在の502シリーズはDTX522KFSとなっていて、フットペダル(F)とスツール(S)が付属しています。
まぁそれはどうでも良いのですがトリガーモジュールを700から900に交換してしまった場合の表記はDTX950Kですが・・・・
DTX950Kは実在し、パットもラックも上位機種の為この名前は使えないし・・・・DTX900Kも同様。
と言う事でDTX750K改かDTX900Mって所かなぁ~。

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2017年8月 6日 (日)

DTX750K:高級装備の素人は大抵ド下手

初手で某Youtuberのマネしてかまさせてもらいました。
ゲームでもバイクでも初見でオオッと思わせてガッカリする事良く有りますよね。(笑)

さていきなりですが、エレドラが趣味の人って滅茶苦茶少ない様で。
ましてこんな素人ページを見に来る人はほとんど居ないと思うので読んでいる方はエレドラに興味が有る程度の人かと思います。
と言う事で、エレドラを知らない人向けの説明も入れて行こうと思います。

本題ですが、色々と悩んだのですがついに買ってしまいました。

Dsc_0178_2フラッグシップDTX900Mトリガーモジュール

トリガーモジュールってのは言うなればエレドラの本体です。
見た目的にはシンバルとかタイコとかそれを固定するラックの方が目立ちますが、あれはただのスイッチなのでエレドラとしてはあまり重要ではありません。
キーボードに例えれば鍵盤のプラスチック製の部品程度ですね。
残りの部分全てがエレドラのトリガーモジュールに相当します、つまりこれがエレドラその物と言っても良いです。

ぶっちゃけ滅茶苦茶高額です、このトリガーモジュールだけで電子ドラムセットの中級の良いやつが買えます。
YAMAHAのフラッグシップモデルですから、まぁプロ仕様ってレベルなので。
発売から長期間経過しているのとライバルメーカーの新型の発売も有り、そろそろモデルチェンジの可能性が有るとも考えました。
しかし新型になれば当然値段も上昇し、現在でも洒落にならない値段なので余計に購入が難しくなる。
新型発表時の値下がりを狙うという考えも在りますが、メーカーだって生産調整しているわけです。
そのタイミングで購入検討していたユーザーの椅子取りゲームがスタートする訳で必ず購入できる保証は有りません。
と言う事で待っていてもしょうがないので買ってしまいました。

今まで使っていたDTX700との比較です。

Dsc_0181_2上がDTX700 下がDTX900M

でかいですよね、まぁ実売価格がDTX700が3台買えますから。(^^;
ポートも比較してみます。

Dsc_0182_2

数が全然違いますね。

早速取り付けました。
Dsc_0180_2  Dsc_0179_2

Dsc_0183_2  Dsc_0184

存在感がけた違いですね。
ハイハット叩くときにうっかり本体叩かない様にしないとね。

心配だったのがそれだけの値段差が有って本当に音の違いが感じられるかでした。
これだけ支払ってDTX700と音が同じだったら流石に泣きます。(笑)
しかしその心配は無用でした。

初打で感じた事は、音の艶、張り、切れが全然違う。
なんといいましょうか、スネアを叩いた時の感じが全然違いました。
700では連打でパパパパパッて感じの音なのですが、900ではパッパッパッパッパンって感じなんですね。
一つ一つの音が明確に切れるというか歯切れが良いという感じ。
歯切れが良い音が出ると変わらないはずのパットのリバウンドもより明確になり良く跳ねる感じ。
あぁ、DTXパットって900を基準にチューニングされているんだなと再認識。
もちろんスネアだけではなくタムやシンバルなども明確に違っています。
ライドのボウをチップでカンカンとやった時の音もよく出るし、カップの音もより明確になっています。
またレイテンシーも少なくなっている様で、先走り気味になり脳内補正に数分程度かかりました。

その他にダイナミックレンジが上下共に広がっている。
高音はより澄んで高い音まで表現されているし、低音はズンズン来ます。
動画などで見るRoland系の音の感じですね。
キットはオークカスタムは普通に使えますが、ロック系はバンバンズンズン出しゃばり過ぎでアニソンに合わせるにはきつそうと感じました。
やはりメイプルカスタムとかそんな系が使いやすく80Sなんかはドンシャリ感が凄すぎました。
プリセットのキットで使いやすいのは総数からみると数点と言う所でしょう。

シンバルの余韻もより生っぽく長く残ります。
700ではクラッシュを思いっきり叩いた時に余韻の残りが生シンバルより短く感じていました。
もちろんエフェクト設定で伸ばす事は可能なのでしょうが、それでは無理やり伸ばしている感じで。
900ではシャーンと音が鳴った後にチャイーンみたいな共鳴音の様な音が長く残ります。

総評としてはプリセットに限った評価でもとにかく音は桁違いに良いですね。
かなり高額ではありますが、買ってよかったと思っています。

素人には宝の持ち腐れでしょうと思われるかもしれませんが、そうでもないんじゃないかな。
むしろ上手な人でもエレドラをドラムっぽい音の出る練習パットと思っている人には必要ないと思います。
逆にエレドラを生ドラの代わりではなく全く別の楽器と認識する人。
特に電子楽器オタクの人には使いこなせなくとも良い玩具だと思います。

そうそう最後に一つだけ気になる事が有ると言えば、電源スイッチが完全なメカニカルスイッチって事ですかねぇ~。

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