このソフトの素性を知っている人は、やはり『キター!』て感じでしょうね。 (笑)
こっち系の話に興味が無い方でも暇つぶし程度にここを読んでいる事を期待して一言。
「騙されたと思って、一度で良いからこれをやってみてよ。」
そうすればビジュアルノベルってどういう事なのか、実際に面白いと感じなくても多分ここら辺りが面白いと思っているんだろうなと言うのが感じられると思います。
『でもぉ~エロいのはチョット。。。。』とか『ギャルゲーは抵抗有るな』とか『金出してまで試す気にならない』とか・・・・
はい、ごもっともです。 m(_ _)m
でもご安心ください、その条件はほぼクリアしています。
・エロ無し 全年齢対象
がしかし、内容的にはシリアスドラマなので成人向けですね。
中高生では重過ぎて厳しいと思います。
ブッチャケ、ホスピスの話なんですよ。
当然、主人公もヒロインも最後は・・・・・
と言うわけで、もしもご家族にそういう方がいらっしゃる場合は洒落になりませんので止めた方が良いです。
・キャラ絵ほとんど無し
女の子の絵が有るのは起動直後の選択メニューと本編実行中のイメージ作りに必要な数箇所のみ。
AUTO-RUNしていれば本編中で表示されている時間は合計でも1~2分程度でしょう。
小説の挿絵程度の登場頻度と考えてもらえば良いかと思います。
その他は全て背景とか、車内のダッシュボードやフロントガラスからの風景とかです。
選択肢も無いですし、明らかにギャルゲーではなく小説ですね。
この様になっているのは、このソフト自体が情報をなるべく少なくして想像力に任せると言うコンセプトから作られているからです。
作者の考えをもっと知りたい方は以下のリンクを読むと良いと思います。
http://stage-nana.sakura.ne.jp/product.htm
(女の子の絵は有るけどね、モノトーン調だし問題ないでしょ。 笑)
(それから、年齢制限無しって事で問題無いと思うのでリンクしました。)
・フリーウエア
つまり、HPからダウンロードするならブッチャケ只です。
メディアはその手のショップで500円位で売っているみたいですけどね。
まぁ、はっきり言うと同人ソフトって奴ですね。
って言うとまた引く人がいそうだけど。。。。。 (笑)
あとで書きますが、作っている人はプロで趣味でこっちを出しているだけです。
ですから作品のクオリティーはかなり高く、市販品レベルと言って良いと思います。
・簡単インストール/アンインストール
ダウンロード後に実行ファイルをダブルクリックして解凍先を指定するとそこに「ナルキッソス」と言うフォルダを作ってその中に解凍します。
あとはフォルダの中を見て実行ファイルをダブルクリックするだけで起動。
レジストリはいじってないと思うので削除はフォルダ毎消せばOKです。
・短編小説
実験的意味合いのビジュアルノベルと言うことでそれほど長く有りません。
AUTO-RUNで2時間もあれば読み終わると思います。
ただ、送り速度は比較的早めなので低速指定で試す方が良いと思います。
システムの操作はやっていればわかるでしょう。
フルスクリーン状態で一番上にマウスカーソルを上げるとメニューが出るので適当にクリックしてプルダウンメニューを出せばAUTO-RUNは止まります。
文字送りがとまっている時に右クリックで詳細設定やセーブが出来るみたいですね。
・ボイス有り
フリーで有りながらヒロインはボイス付です。
こっちも多分プロじゃないかと。。。。。ちょっと喋りと台詞が綾波似ですが。。。『私、2回目だから・・・・』(笑)
(って言うか、もろにプロでしたね。”みずいろ”の”片瀬雪希”のCVの人みたいです。)
ヒロインのボイス有無はスタート時に選択可能ですが、BGMの絡みも有りますので必ずスピーカーから音出してくださいね。
出来ればヘッドフォン使うと気兼ねなくて臨場感最高ですが。
どうですか、とりあえず試してみませんか?
ダウンロードは以下から出来ます。
http://stage-nana.sakura.ne.jp/down.htm
場所によって速度が変わりますので、クリックしてみて反応が悪い様ならキャンセルして違う所から落とした方が良いです。
うちはミラー4~6辺りが早かった様に思います。
別ページでは続編のお試し版もダウンロード出来ますが間違えてそっちを落とさない様にね。
それから近日中にHPを改装するとか言ってました。
恐らく2ndの正式版リリースでもするんじゃないかと思います。
ダウンロードページが見つからないとか1stが無い時は下記トップへのリンクからたどってください。
いちおう、トップリンクも貼っておかなくては。
STAGE NANA Web Site
http://stage-nana.sakura.ne.jp/
(トップには女の子の絵がフルカラーでドッカンと載ってますから、苦手な人は注意。 笑)
それで、このソフトの素性ですが。
”ステージなな”と言うサークルをやっているのは、”片岡とも”と言う人です。
実はこの人、あの”ねこねこソフト”のシナリオライター兼代表なんです。 (^^;A
だから、このソフトの完成度が市販レベルと言うのも分かると思います。
まぁ、システムはフリーの物を使っていると思うので操作性は細かい部分で多少ありますけどね。
私自身もこのシステムは初めてなので使い慣れていないと言うのも原因ですが。
音楽も絵も当然お知り合いのプロの人が絡んでいますから出来も良いです。
そしてフリーにしてはびっくりのボーカル入りの曲もあります。
シナリオのクオリティーは、ねこねこそのままですから言うこと無いでしょう。
まぁ、そういう理由で”みずいろ”動作待ちの間にやって見たと言うことです。
Narcissu(ナルキッソス)とは、花の水仙の事で正しくはnarcissusと書きます。
最後のsを外してある理由は、suicide(自殺)を意味するスペルの頭文字のsを外して自殺を否定しているって言う様な意味合いだと何処かで読みました。
ホスピスと言われただけでも重そうなのにこの話を聞くと更に重そうでしょ。
だぁ~かぁ~らぁ~、成人向けのシリアスドラマって訳です。
と言うことで、クリア(読破)しての観想ですが。
ふぅ~~~~っ・・・・・・えっとですね・・・・・・・正直言って鬱入ってます。
多少なりともヒロインに感情入っちゃうと辛いかな。
だってヒロインってロングだし。 (オイ! またかよ。 笑)
内容的に非道徳的な部分は有りますが、その部分はあえて触らずに。
話的には好きですね。
やっぱり、”片岡とも”の作品は良いなぁ~と思いました。
ただねっ、出来ればハッピーエンドの方が好きですけど。
まぁ、設定から言っても結末は病死しか有り得ないのでハッピーエンドになりようが無いですけどね。
特効薬が出来ましたとか、奇跡的に回復したなんて嘘臭い話にして欲しいわけではありません。
しかし、やり方によっては将来に避けられない事実が有るけれどもハッピーな状態で終了と言う手も有る訳です。
ブッチャケ、作品としては殺しちゃった方がより感動を与えますが。
でも、セツミ(ヒロインの名前ね)的にはあれはハッピーエンドなのかなとも思えなくも無いです。
ある程度の願いは最後にかなった訳ですしね。
個人的にはやり切れない気持ちは有りますけど。
if・・・・・・自分が主人公なら止めたと思いますけど・・・・・・勿論、連れ帰りましたね、絶対。
ストーリーの展開としては、最初は少し単調な感じですよね。
まぁ、設定上致し方ありませんが。
中盤以降は話が盛り上がって次が気になる感じで結構引き込まれて面白かったです。
話は細かく8~10章程度に分かれていて、そのたびに小休止が出来ますけど次が気になりました。
好き嫌いはともかくとして、やってみれば私がねこねこソフトの作品にはまった理由が解るかなと思います。
何と言ってもあれだけ騒いでいたD.C.が、全然気にならなくなってしまいました。 (笑)
続けて2ndのデモをやりました。
ベッドに腰掛けて地図を見ている画像がHPに出ていましたが、1stとイメージが違うと思ったらセツミじゃないんですね。
声はなんと多恵先輩でした。 (^^;萌え萌えだな。
完成版ではシナリオに応じて声の人は考えると言ってましたから代わる可能性が有りますが、やっぱりプロ使ってましたね。
これでフリーで配布しちゃう訳ですからビックリです。
内容は完成が楽しみなのであえて触れずに。。。。。
それにしても、勝手にサナララの背景とかのぞみ先生とかの画像使っているけど良いのか?(笑)
それもコピーじゃなくてオリジナルだし。。。。。まぁ自分の会社のなんだけどさ。
のぞみ先生の声も製品版と同じ人がやっているし、それフリーで配布でしょ。 (^^;
それから、この作品はもともと実験目的の作品と言うことでしたが、やけにシナリオに熱さを感じました。
設定の内容的にも突っ込んでいますし、知り合いにそういう人が居るとかしないと解らないと思われる内容も有って不思議に感じていました。
その謎は、2ndデモをクリア後偶然にラムネを起動中に発見しました。
内容はカミングアウト的であえて本人とは語らずイニシャルトークとなっています。
結構、非道徳的な内容も有って公表はまずいっしょって内容ですが。 (^^;A
脚色もしているでしょうから全てを鵜呑みには出来ませんが、時代背景とバイクの車種名など自分の当時の記憶と一致する部分も多く似た様な事は有ったと思ってよいかと感じます。
その中の一つにNarcissuの元ネタと思われる話が有りました。
2ndデモで出て来たクーラーの話、自動車、海岸・・・・・。
年齢も時代設定も結末も違いますが、セツミは間違いなく彼女の事だと思います。
名前の字は違いますが読みは一緒なんじゃないかなぁ~などと想像していますがどうでしょうね。
とも氏はきっと彼女の事を書きたかったんだねぇ~。
最近のアニメネタ: 半分の月がのぼる空
なんで病気ネタ好きかな~って、別にそういう訳じゃないんです。 (^^;Aフキフキ
キャラは結構好きかなぁ~、ヒロインはお約束のロングだし。 (またまたですか? 笑)
これが最近流行のツンデレって奴かな。
最後にもう少し歯が浮く位にラブラブって所をやって欲しかったけど・・・・・
全体的には良い感じだったと思います。
原作は小説なのですが、こちらを買えばその後のラブラブって奴も読めるみたいですね。
小説8冊+ビジュアルブック1冊の合計で6千円くらいかな。
大人買いって手もあるけど今月はCD買っているし(オイ!)来月まで我慢しないと。 (^^;
それで、アニメと言うだけで・・・・・・と言う人もいるので。
テレビ東京で実写ドラマ化されたみたいです。
放映日時は2006年10月2日から月曜26:00~26:30に放送予定。
って事なので、予定ではもうやってますね。
でも、実写されるとイメージが狂うからなぁ~。
ヒロインがさ、人間な訳でどうしても見た目の好き嫌いがハッキリと出ちゃうじゃない。
ヒロインの役者さんの見た目が自分の好みで無いとヒロインへの入れ込み度も大きく下がり結果的に作品に対してマイナスになる訳ですね。
アニメだと、好き嫌いの差が実写より出にくい訳ですよ。
だから余計に作品に対してより正当な評価が出来ると思うわけです。
さらに小説となると完璧に脳内イメージで理想的なヒロインを作り出すわけですから無敵ですね。
この辺はNarcissuの開発コンセプトにも通じる所がありますよね。
と言うことで、私は実写はあまり好きではないんです。
全てにおいて自分の好みの役者さんを使ってくれると言うのなら別ですが。 (笑)